ゴールデンコンビという言葉で連想するのは、「ロベルナイトメア」だったり「ぽこピー」だが、その中に大浦るかこと獅子王クリスの「知るか」コンビが加わったのはつい先日のことだ(以下動画も掲載するが、切り抜きでは伝わりきらん魅力満載なので現物をそのままぶっ込んでるので、興味が湧いたらみたってつかーさい)。
大浦るかこは経験の幅が広く、言語化能力が高い。それは時にゲームコラボでの詭弁となったり、推しを熱く語る言葉となったり、あるいは(これは主に配信外だが)権威主義者への頑強な反抗となったりする。一方の獅子王クリスはもの凄い経験をして独特な感性を持っているけれども、警戒心が強い上にそれを言語化する能力にはやや乏しい(言うまでもないが、自分がそれを好きであることと、他人がそれを好むかというのは全く別の話で、クリスはあまり伝わらなかった経験が多いのだろう)。
この二人がセッションすることで何が起こるかというと、獅子王クリスのアバンギャルドな嗜好(幅広い昆虫食etc)を聞いて、それに戸惑ったり否定するどころか、大浦るかこがそれを豊かに言語化して打ち返すため、獅子王クリスが嬉しくなってさらにどんどん引き出しを開けていくというおもろい&てぇてぇなやり取りが展開されるわけだ。
結果として昆虫食の話から実際に神奈川は野毛(桜木町近くのホルモンとかでも有名な町)にある珍獣屋に行ってヒグマ鍋や羊のゴールデンボールなどを食してみたり、さらにフェチフェスで緊縛の体験などをするだけでなく、いずれ丸呑みレポもしてみようぜという話にまで発展するのである。
二人ともアバンギャルドな話題を出すこと、あるいはその出し方には注意が必要という認識は持っているし、実際リスに関するクリス(ギャグではない)の発言にるかこが眉を潜めているらしい場面も見られる。しかしそれでも、二人は(少し気を付けるような素振りはみせながら)獣道にやすやすと踏み込んでいく。
単に露悪趣味やゲテモノ好き、あるいは相手に対する無理解=「サイコパス」ということではなく、「~とはどういうものだろう?」という痴的知的好奇心からカーニバルにまで話が及ぶのだと考えれば、この二人の話運びやその雰囲気を理解するのは難しいものではないだろう。
これまで自分が述べてきた話で言えば、極限状況に関連して述べた「人は自分自身のことすらよく理解していない」という話(なぜなら極限状況を経験し、その際どのように振舞うかを観測していないから)に繋がるし、あるいは「オールレンジグリーン」を称揚する理由(エンジョイアビリティを広げる)にも関係してくる(まあ今回話したのと別の観点では、獅子王クリスのギャンブル依存は行動経済学的なアディクトの分析対象としても面白い、といったことなどもある)。
その他では、かなえ先生や由宇霧、夏芽みのりとのコラボも見てみたい気がするが、まあそういった外部の変化に期待する前に、とりあえずワイ自身がまずシャチにイートミーされてきますわ😀
レポをお楽しみ煮( 。∀ ゜)
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