さて、前回の「続 褐色崇拝の源泉」でナディアとエポの比較から褐色崇拝の始まりを考察したわけだが、ここでは、同じく「ふしぎの海のナディア」のエレクトラの事例より、金髪好きなどについて検証してみたい。前回と同じく、対話形式で行う。
(登場人物)
アングロマ=A カルボーニ=C (ありし日のバレン○アの壁たち)
A
さて「同性愛の嫌悪?」では、ゲイへの嫌悪感のアナロジーとしてアナルセックスがナニでケツの穴がアナアナアナアナアナアナアナアナアナー!!
C
俺の娘がどうした?
A
いや、コッポラじゃなくて。「褐色崇拝」とか「痛めつけられるのに反応する」とか「ふたなり」とか多少見えてきたに、最も一般的そうな金髪スキー(金髪好き)の源泉がまるでわからんなあ、と。
C
おそらく対象が一般的すぎるため疑問を持たなかったってことと、他の「属性」みたく強烈な体験(?)がなかったため印象に残っていない、ていうのが原因じゃないかな。
A
ふむ。ところが実は、源泉になりうるものを発見したんだな。こないだナディアの話をしたけど、実はエレクトラがそうじゃないかと思うんだ。
C
エレクトラ?そんな印象に残ってるか?
A
最終話を思い出してほしいんだが、電撃でやられるシーンあったじゃん。あそこで妙に心惹かれたことを記憶しているんだけど、あれが金髪スキーの源泉じゃないかなって。ついでに言えば、前に「痛めつけられる姿に小学校以降は反応しなくなる」って書いてたけど、その上限を小学校5年まで引き上げることが可能になるんではなかろーか。
C
なるほど。金髪スキーの源泉であるだけでなく、痛めつけられている姿に興奮するのがかなり上限修正されるってわけか。確かに、何度もフラッシュバックするほどじゃないにしても、飛び飛びで観た最終話の中で機械の兄貴と並んで印象に残ってはいるな。ただ、これをそのまま結論とするのには避けたいところだが。
A
その理由は?
C
前の記事では、エポとナディアがヴィジュアルは似てても一方はエロゲー、一方は一般のアニメのキャラなので、それに対する反応が違うのは当然だと言ったよな。今回のエレクトラに関しては、痛めつけられている姿より破れた服の方に眼がいった可能性がある。
A
確かにナウシカやレンジャーのそれに比べれば多少扇情的な部分はあるかもしれんけど、エポとナディアほどに大きな違いはないだろ。
C
そうだね。だから今回のは前より多少可能性は高いかな。ただ、さっき言ったように大して印象に残っていなかったエレクトラが、最終話だけ印象に残っていることを思えば、金髪に惹かれたというより電撃にやられるイベントに惹かれたと考えるのが妥当だろう(※)。金髪スキーの源泉と考えるのは無理があるように思うよ。
A
なるほど。じゃあ他に思い出した例を検証してみようか。五歳の頃、金髪ポニーテールがヒロインの「さすがの猿飛」にかなり興奮していた記憶はあるけど、金髪云々を意識した記憶はないし、あれもあからさまに狙っているアニメだったよな。あとは映画の小学校5、6年で観た「アクション・ジャクソン」のシャロンストーンが微妙に印象に残っているけど、おそらく特殊具体的なものだろうし………やはり金髪スキーの源泉はよくわからんな。
C
そうやって個別に潰していくのもいいけど、ナディアの後の例を考えて見たほうがいいんじゃない?例えばメジャーどころだとエヴァンゲリオンだが、金髪のリツコには一切興味わかなかったよな。てーことは、「エレクトラ=金髪スキーの源泉」なる図式はやはり成立しないと言っていいと思うぜ。さらに言えば、エヴァでは(リツコでもアスカでも綾波でもなく)完全にミサトに意識がいっていたことが重要だな。
A
そういや、巷で「綾波がいい。いやアスカの方が…」とか言われているのがさっぱり理解できんかった記憶があるわ。でもなんでミサトなんやろ。
C
昔はよくわからんかったけど、今の視点でシンジとかとの関係を考慮に入れるなら、「姉キャラだから」だろうね。
A
すでにその時点で姉キャラ好きは存在していたわけか…そういやエヴァと同じ中学二年くらいに、髪型をセミロングに変えた叔母が普通にいいと思ったこともあったっけ。二回り違う相手にトキメクとはどんだけ年上好きなんだよ!て話だなw
C
あれは最初叔母と気付かなかったから色眼鏡なしに見たってのも関係しているんだろうけど…まあ気付いた後「その髪型いいですね」とか本人に言ってるから結局は同じくらい重症な気もするなwいや、抑圧しない分ましなのかな?まあどっちでもいいや……重要なのは、エヴァにおいてリツコには全くベクトルがいかず完全にミサト派(?)だったことなどに象徴される強固な「年上、姉キャラ好き」に比べると、今回例に挙がった金髪キャラたちの印象はいかにも弱いってことだ。よって、年上好きは中学校二年の時くらいにはその傾向が認められるが、金髪好きは未だ発症していない、と結論できるんじゃないかな。
※
ちなみに、1985年に日本で公開されたネバーエンディングストーリーでは、(当時男なのか女なのかよくわからんかった)アトレーユが、苦労しながら沼を渡るシーンで妙に興奮した記憶がある。これはテレビで観たのでおそらく5、6歳の時だと推測されるが、以前書いたシュンの事例との繋がりはもちろんのこと、ナウシカやレンジャーが痛めつけられるシーンが印象に残ったのとの関連も注目される。
(登場人物)
アングロマ=A カルボーニ=C (ありし日のバレン○アの壁たち)
A
さて「同性愛の嫌悪?」では、ゲイへの嫌悪感のアナロジーとしてアナルセックスがナニでケツの穴がアナアナアナアナアナアナアナアナアナー!!
C
俺の娘がどうした?
A
いや、コッポラじゃなくて。「褐色崇拝」とか「痛めつけられるのに反応する」とか「ふたなり」とか多少見えてきたに、最も一般的そうな金髪スキー(金髪好き)の源泉がまるでわからんなあ、と。
C
おそらく対象が一般的すぎるため疑問を持たなかったってことと、他の「属性」みたく強烈な体験(?)がなかったため印象に残っていない、ていうのが原因じゃないかな。
A
ふむ。ところが実は、源泉になりうるものを発見したんだな。こないだナディアの話をしたけど、実はエレクトラがそうじゃないかと思うんだ。
C
エレクトラ?そんな印象に残ってるか?
A
最終話を思い出してほしいんだが、電撃でやられるシーンあったじゃん。あそこで妙に心惹かれたことを記憶しているんだけど、あれが金髪スキーの源泉じゃないかなって。ついでに言えば、前に「痛めつけられる姿に小学校以降は反応しなくなる」って書いてたけど、その上限を小学校5年まで引き上げることが可能になるんではなかろーか。
C
なるほど。金髪スキーの源泉であるだけでなく、痛めつけられている姿に興奮するのがかなり上限修正されるってわけか。確かに、何度もフラッシュバックするほどじゃないにしても、飛び飛びで観た最終話の中で機械の兄貴と並んで印象に残ってはいるな。ただ、これをそのまま結論とするのには避けたいところだが。
A
その理由は?
C
前の記事では、エポとナディアがヴィジュアルは似てても一方はエロゲー、一方は一般のアニメのキャラなので、それに対する反応が違うのは当然だと言ったよな。今回のエレクトラに関しては、痛めつけられている姿より破れた服の方に眼がいった可能性がある。
A
確かにナウシカやレンジャーのそれに比べれば多少扇情的な部分はあるかもしれんけど、エポとナディアほどに大きな違いはないだろ。
C
そうだね。だから今回のは前より多少可能性は高いかな。ただ、さっき言ったように大して印象に残っていなかったエレクトラが、最終話だけ印象に残っていることを思えば、金髪に惹かれたというより電撃にやられるイベントに惹かれたと考えるのが妥当だろう(※)。金髪スキーの源泉と考えるのは無理があるように思うよ。
A
なるほど。じゃあ他に思い出した例を検証してみようか。五歳の頃、金髪ポニーテールがヒロインの「さすがの猿飛」にかなり興奮していた記憶はあるけど、金髪云々を意識した記憶はないし、あれもあからさまに狙っているアニメだったよな。あとは映画の小学校5、6年で観た「アクション・ジャクソン」のシャロンストーンが微妙に印象に残っているけど、おそらく特殊具体的なものだろうし………やはり金髪スキーの源泉はよくわからんな。
C
そうやって個別に潰していくのもいいけど、ナディアの後の例を考えて見たほうがいいんじゃない?例えばメジャーどころだとエヴァンゲリオンだが、金髪のリツコには一切興味わかなかったよな。てーことは、「エレクトラ=金髪スキーの源泉」なる図式はやはり成立しないと言っていいと思うぜ。さらに言えば、エヴァでは(リツコでもアスカでも綾波でもなく)完全にミサトに意識がいっていたことが重要だな。
A
そういや、巷で「綾波がいい。いやアスカの方が…」とか言われているのがさっぱり理解できんかった記憶があるわ。でもなんでミサトなんやろ。
C
昔はよくわからんかったけど、今の視点でシンジとかとの関係を考慮に入れるなら、「姉キャラだから」だろうね。
A
すでにその時点で姉キャラ好きは存在していたわけか…そういやエヴァと同じ中学二年くらいに、髪型をセミロングに変えた叔母が普通にいいと思ったこともあったっけ。二回り違う相手にトキメクとはどんだけ年上好きなんだよ!て話だなw
C
あれは最初叔母と気付かなかったから色眼鏡なしに見たってのも関係しているんだろうけど…まあ気付いた後「その髪型いいですね」とか本人に言ってるから結局は同じくらい重症な気もするなwいや、抑圧しない分ましなのかな?まあどっちでもいいや……重要なのは、エヴァにおいてリツコには全くベクトルがいかず完全にミサト派(?)だったことなどに象徴される強固な「年上、姉キャラ好き」に比べると、今回例に挙がった金髪キャラたちの印象はいかにも弱いってことだ。よって、年上好きは中学校二年の時くらいにはその傾向が認められるが、金髪好きは未だ発症していない、と結論できるんじゃないかな。
※
ちなみに、1985年に日本で公開されたネバーエンディングストーリーでは、(当時男なのか女なのかよくわからんかった)アトレーユが、苦労しながら沼を渡るシーンで妙に興奮した記憶がある。これはテレビで観たのでおそらく5、6歳の時だと推測されるが、以前書いたシュンの事例との繋がりはもちろんのこと、ナウシカやレンジャーが痛めつけられるシーンが印象に残ったのとの関連も注目される。
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