ひぐらしカケラ遊び～鬼編＋α～

前回のに引き続いて鬼編が終了したので、気になったところを簡単に書いておく(ほとんどスキップなので本当に断片的です)。


○演技力
演技力については、かつて「綿流し編再考」で一度評価しているが、鬼隠し編最終日のレナの演技なども高く評価できると思う。鬼編最終日について述べた「鬼隠し編再考３」では何も書かなかったので念のため。


○TIPS「レナの過去」
鬼編をクリアした後に見れるようになったオリジナルTIPS。レナの行った病院へ大石が捜査に行ったあたりのことが描かれている。興味深いのは、レナが男子生徒三人に暴行を受けたのではないかと大石が疑い、かつそれが否定されていること。そう言えば、目明し編をプレイし終わって掲示板に書き込んでいた頃(ちょうど三年前くらい)に、男子生徒が被害届けを出さないのはレナに暴行しようとしたからではないか、という説が出ていたことを思い出した(推理に絡まないので大きく取り上げる人はいなかったが、その可能性を考慮していた人は結構多いのでは？)。このTIPSは、一応その答えという意味合いがあるのだろう。


○重要なセリフの追加
「寝ている時に襲わなかったのはなぜ？」という圭一の自問、靴箱の惨状に驚く魅音のセリフなどは原作になかったと記憶している。前者に関して言えば、原作の時のように長い時間をかけて推理するような仕組みにはなっていないので、問題点をわかりやすく提示したのだろう。後者は、魅音にその発言が無いのは普通に考えておかしい、という理由で付け加えたと思われる(この時の圭一視点は症候群のそれではないようなので)。


○鬼編お疲れ様会
原作をある程度踏襲しつつ、結構突っ込んだ内容になっていている(神の行動様式など)。以前ここで取り上げた「いい人だと思いたい」というレッテル貼りについて、作者の側から「魅音・レナはいい人なのか、あるいは圭一を騙している悪魔なのか」という視点を先に提示しているところもおもしろい。


○画像と音楽
まだ４分の１しかクリアしてないのに、なぜか画像と音楽は見ていないものまで登録され90%以上が出ている状態。バグか？


さて、じゃあ綿編を終わらせるとするか…