よくよく考えたら、その時の思い付きを記事にすることが最近ほとんどなかった・・・まあ30連勤とかしとったらショウガナイネ(・∀・)というわけで、今回は久々にそういうものを書いてみようと思う。
こないだ毒書会のついでにコロナ禍以来のカラオケに行ったと書いたが、そこで聞いた杉山清貴&オメガトライブの「SUMMER SUSPICION」が余りに素晴らしすぎて、(相方の歌あるあるだが、そっちが上手すぎるだけの可能性もあるので)You Tube動画でもライブビデオの映像を見てみたら、その抒情性に富んだ伸びやかでセクシーな歌声に一度でファンになり、「キミのハートはマリンブルー」や「サイレンスがいっぱい」など他の歌も漁るように聞いている次第。今となっては記念CDの購入すら迷っているレベルで、もし買ったら10年ぶりくらいになるのか・・・あ、「ポプテピピック」のサントラは買ってたわ(・∀・)
それはともかく、杉山の歌を聞いて興味深かったのが、SUMMER SUSPICIONのアルバムバージョンとライブとの差異である。
アルバムが出たのは1983年でライブは1985年と時間的な開きはそれほどないのだが、前者は演奏から「疑いの迷路に入っていく感じ」が強調されていて、歌声はその世界の枠内にあるような感じがするのに対し、ライブの方は歌が前面に出て杉山の歌声の素晴らしさや歌詞にある苦悩・哀しみを私は強く感じた。アルバムの方はそのことによって杉山の歌声の魅力はやや後景に引いているが、一方それゆえに時代のスタイル・流行みたいなものが伝わりやすいようになっているように思う。
例えばこれを聞いて同時代のドラマの主題歌を連想したり、あるいはこの曲をそのままドラマに使えそうだと感じる人は少なくないと思うが、ドラマでなくても1985年から放送されたアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」の主題歌である「メロスのように」などと似た部分を感じて、幅広い時代の流行りを印象づけられた(まあSUMMER SUSPICION自体作成にあたり「ドメスティックな感じ」の作りをオーダーされたそうだから、当然と言えば当然かもしれない)。
で、カラオケとは全く関係ない話だが、先日音楽好きの人に「the band apart」(バンアパ)というグループを教えてもらったので聞き始めた(20周年ライブに行った話がクッソおもしろかったのでいずれ書くかもしれない)。非常にこだわりの強いバンドマンたちをうならせるようなタイプのグループという話だったので
最初に「ピルグリム」とかを聞いた時は「あれ、めっちゃライトな曲調で聞きやすいやんけ」と思っていたが、
以下の2曲を聞いて
あー、そういうことね完全に理解した(←わかってない)となった。まあこれから色々開拓していきまっしょい。
こういう風に、まだまだいくらでも世界に開拓の余地があるのは大変喜ばしきことである・・・と述べたところでこの稿を終えたい。
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