もう皆まで言うなって感じの「不正が蔓延る環境の見本市」みたいな感じだが、こういうのがあるから、「隠蔽が最適解になる環境づくりをどうやって避けるか」が大事なんだよなあ。
事態を適切に報告することが自己の不利益になるなら、誤魔化すという行動に走るのはある意味当然のことだし(「軸となる価値観なき人間の末路:旧いキャリア観への執着、コスパ・タイパ志向、エコノミック・アニマル」でなぜ不正の隠蔽が起きるのかみたいな話は書いたけど、毒親の顔色を窺う子どもと似て、そもそも言っても無駄とか言っても不利益にしかならないと思ったら、大抵の人間は言うのを諦めるもんである)。で、結局その場では誤魔化せても、仕込まれたものが時限式爆弾として会社を傾かせたり、下手すりゃ木っ端みじんにするわけだからね。
まあ旧日本軍ェ…かつ、日本的組織ェ…て感じだが、2023年は大組織の問題が次々と露見したように、こういうのはおそらくあちこちで起こっていて、来年も色々とそれらが明るみに出てくるんだろうなあ…と述べつつ、この稿を終えたい。
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