ひぐらしとFate: テーマの共通性

2006-08-11 23:13:34 | ひぐらし
ひぐらしが皆編で「可能性の消費」という方向性を示したのを考えれば、Fateファンディスクと近い時期の発売でテーマも共通しているのは興味深い。もっとも、製作の構想という段階で考えれば、暗示ではあっても暇編のTIPSに「予定調和に飽いている」といった表現が出てきており、早い段階からひぐらしに「可能性の消費」という概念が存在していたことは疑いない。またひぐらしほど明確ではないが、Fateも制作期間の長さや方向性の違いを考えると、「可能性の消費」は自ら生み出したテーマと推測される(もっとも、『動物化するポストモダン』の影響は受けてるだろうけど)。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひぐらしとFate: 「可能性の... | トップ | ひぐらし批判分析: 神の解体&... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ひぐらし」カテゴリの最新記事