でびでび・でびる崇拝日誌:あるいは何故でびっちは復活したのか

2022-04-16 12:00:00 | Vtuber関連
なかなかまとまった時間が取れない時もノーデビルノーライフってわけで、





なんだこのカワイイのは・・・😆





なんだこのコワイイのは・・・😵





なんだこのケモイイのは・・・😇


てなわけで崇拝者的日々を過ごしておるわけですが、






でびっち??遥か前に引退したはずでは・・・(ポプ子並感)!??


旧アカウントなのはわかるとして、なぜこのタイミングでなのか?あるいは、昔のジョー力一との「悪夢」みたく、何かいつもと違うことをやりたくなったんかね?ただその割に、えらいコンスタントに更新してんな~。そして謎に繰り返される「人が集まらない」発言やエアアンチコメへの反応など、意図があるんだろうがそれを掴みづらい内容。


ハンバーグ食い過ぎて脳みそが偏食変色してしまったんだらうか(゜∀。)とか考えたりもしたが、量が多くてなかなかタイムリーに追えてなかった折、今回切り抜き動画を目にした。





最後の展開を見る限り、謎の発言の数々はやはり計算されたものだったらしい。おそらくそれは、「人をリンチにかける群衆心理はどのように形成されるか?」について自らを被験者にしつつ実演してみせたものと予測される(これが虐めや炎上にも関連することは言うまでもない。なお、私はあえて「リンチ」という言葉を使ったが、それがいささか大袈裟な言い回しに聞こえる、というところにこの現象のポイントがある)。


つまり、ちょっと方向付けをすれば、対象を攻撃してよい「空気」ができ、その「空気」がリミッター解除を正当化し、さらなるエスカレーションをもたらす。最初はからかいや小突く程度の行為が、人格否定や集団暴行に発展していくわけである(なお、このような現象は、前回のポピュリズムとも深く関係している)。タレントの自殺などもあって、最近つとに問題となっている現象ゆえに詳しい説明は不要と思われるが、その過程は、でびっちによる配信のコメント欄を見ていてもつぶさに観察することができた(もちろん、全員がその「攻撃してもよさそうな雰囲気」に乗っかっていた訳ではない)。


さて、今回でびっちがあえてこのような放送を継続的に行った明確な意図は不明だ。しかしタイミング的には、夢月ロアとその訴訟のことを思い起こさずにはおかないだろう。つまり、とある暴露系Vtuberによって不確実な情報が拡散され、それに基づいた人格否定などの結果として、休止に追い込まれた彼女は、それにまつわる訴訟を起こしている状況であった(動画の後に東京地裁により勝訴判決が出たが、これから控訴やら民事裁判も考えられ、まだ終わったと言えるかはわからない。なお、この件に関する詳細を書くには別の記事が必要になるので、興味がある方は自分で調べてみてくだされ)。


この見立てが正しいなら、今回の動画は、「私たちも同じことをしうる・されうる」という交換可能性を体感できる形で提示した点に意義があると思う(たとえばアンチコメを嗜めた人がそのコメ主から罵倒されるような場面もあったようで、単に配信者ー視聴者の二項図式だけに事は収まらない。これは虐めを止めようとした人間が虐めに巻き込まれるのに似ている)。このアンチコメの雪崩の中ならちょっとくらい同じようなことを投じてもいいだろう・・・という軽い気持ちでしたその挙動が、また新たな攻撃の種を蒔く、ということである。


そのような危うさを、身を挺して我々に示したことに敬意を表しつつ、この稿を終えたい。

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