Iの奴隷

2009-11-07 18:30:32 | 日記
亜空間喫茶にて」の続きです。


さて、ヤツの申し出を受けて池袋西口公園に移動。
なーんか妙に今日はしつこい(笑)と思っていたら、やおら女がらみの相談が始まった。これが本題だとしたら、気を遣いすぎだなあと苦笑しながら話を聞く。



……
話を聞き、メールを見て、二人して苦虫を噛み潰したような顔に。実家調べて直談判?いや~、それはヘビーだわ(詳しくは書けんが)。まあ先方の怒りそのものはわからんではないが、完全に理性を見失ってるわね。ヤツも言っているように、「自分はあんなに尽くしてあげたのに…」って主張はわかるけど、夜10時に薬飲んだ状態でハイになって電話かけてきて、さらには「本当は私のことなんて嫌いなんだろう」なんていう益体もない話に延々四時間も付き合わされた、といったことがヤツの側の主張となりうるわけで、そういった精神的負担(ないしは手助け)とかの話をし出せばキリがない。そしておそらく、その辺でおあいこって気付かないあたり、相手は単に「Iしてるだけ」なんだろうね。なんか「筋を通す」とか言ってるらしいけど、この場合は単に「我を通している」だけだよね。もちろん、筋を通すのってたいていは我を通すためではあるんだけど、「実家調べて直談判やって結婚」なんて「筋」の通し方をしたって、結果として要求は満たされないってことになんで気付かないのかなあ?ほんっと物事の帰趨が見えてないよね。


この種の手合いは、自分では論理に則ってるとか思ってるけど、実は不快感を訴えて自分の要求を飲ませようとしているだけなため落とし処が見出せず、相手の要求をそのまま受け入れるか絶交するかしかなくなる。つまり話し合いが成立しないのだ。なるほど先方の病気や家庭の事情もあり、引きこもりの経験など対人関係が不得手なのは理解できる。しかし、同情することと心中することをイコールにしちゃいけない(てゆうか本人の要求だけでなく、親が金絡みで裏で糸引いてんじゃねーの?と俺は推測しているのだけど。もっとも、その場合話し合いはぐっとやりやすくなるわけだが)。


まあそういうわけで、当然俺は着拒はしないのかと確認すると、ヤツいわく「自殺されても後味悪い」。まあ俺なら心中はゴメンだとブッちぎるが、もしヤツがそういう断固とした行動を取ってるのならとっくの昔に関係を解消していただろうし、今日の相談もなかったというのは事実なわけで(要するに置かれた立場・文脈が違うと)。また、これはその場で繕った理由っぽいが「住所調べて刺しに来るかも」とも言っていた(ガス抜きっていうのは理解できるが)。確かに否定はできないな~。まあ脅迫で訴えるとかそういう案も出すには出したが、ヤツ自身が司法関係の人間ゆえどこまで行けば脅迫として認定されるかとか下手に相談しても単なる痴話ゲンカで処理されるのがオチといったことも把握ずみなわけで…


そういうわけで、ヤツとしては結婚するという第三の道もあるとのことだが、俺は断固として否定。そんな「Iしているだけ」のヤツと生活を共有したら、摩耗して死ぬだけやぞ。もし仮に相手に依存されることで愉悦を感じ、かつ死に酔いしれる癒着大好き人間やったらぶっちゃけそれもアリだけど、どこまでいっても冷静な視点を捨てられず埋没しきれないオメ―みたな人間がその道に入ったら待ってるのは悲惨な死だけやろうね(だから、S吉も全力で否定したわけで)。


まあそんな具合で結論が出ないまま、解散となった。それにしても、新しい処方箋を示せるわけでもない俺に話してくるあたり、相当溜まってたんだろうな…自体が無事解決に向かうといいが。


そんなことを考えつつ、帰って明日の仕事の準備について頭を切り替えようとした時、ふと気付いた。そういや世間は今連休の中日だった、と…
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