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池袋ジュンク堂書店9階

2007-07-11 18:56:34 | 感想など
池袋駅東口から明治通りを少し南下するとジュンク堂書店が見えてくるのだが、その最上階には風景写真や芸術関連の書籍が陳列されている。 湖沼などの写真に引き込まれた後でふとガラス越しに外を眺めてみる。遮るもののほとんどない視界。溶けた心で見る空はまた格別なものだ。そして小さく見える人々。見ろ、人がゴミのゲフンゲフン…地上からの距離もあって、幽玄の別世界に迷いこんだような気分になる。 おそらく計算 . . . 本文を読む
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宗教とイメージ:教団への帰属、「真の宗教」

2007-07-09 01:28:53 | 宗教分析
宗教が選択を放棄するがゆえに自由を奨励する時代では忌避されるという前回の記事に対し、宗教は葛藤や数々の疑問・苦悩との戦いを内包するものであり、そのような見方は一面的であるとの批判があるかもしれない。なるほど確かに宗教は100%信じることを意味しない。例えば聖典が存在しない宗教もあるし、戒律をどのくらい守ったりするかは千差万別である(そもそも戒律を全て守っている人間など皆無と言っても過言ではないだろ . . . 本文を読む
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苺はあまりにキュートすぎて娘にできない

2007-07-08 13:56:31 | 本関係
「苺ましまろ」5巻を買う。 2~4巻でパワーダウンしている印象をうけたが、5巻では1巻のおもしろさが復活した感じだ。例えば「茉莉ちゃん更正計画」で「オラァーッ!!」と言いながらコケる茉莉と、横から「すいません」と謝るアナの図や、そして(リアルな)馬の被り物をして「先生おはようございます」と言う茉莉、その他「Friends or Lovers」の美羽と千佳のメールのやり取り(「あばら骨」「折れろ」 . . . 本文を読む
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なんでBobやねん

2007-07-08 02:09:59 | 日記
中学英語で愛称をいくつか習ったりするが、思わず突っ込まずにはいられなかったのが「Robert⇒Bob」である。例えば「Elizabeth⇒Beth」、「JosephineがJo」、「RebeccaがBecky」なのはわかる。例えば「浩之⇒ヒロ」、「滝川⇒タッキー」のように。しかしどう考えてもRobertからBobは出てこない…そんな疑問を思い出して調べてみたら、どうも初めは「Rob」で、そこから「 . . . 本文を読む
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「やればできる」

2007-07-06 13:31:35 | 日記
「やればできる」という発言をよく耳にするが、実際にやれること(意志の強さ、行動力)もまた立派な才能の一部なのである。 . . . 本文を読む
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小学時代の友人と飲む

2007-07-05 01:28:20 | 日記
「共感」という名の幻想を書いてから仕事で神田に行き、その後馬場で小学校時代の友達と飲む。そこで旅行の話になり、ある奴は屋久島に行くという。動機が「海中温泉の混浴」というのは笑ったが、俺も去年の夏はどこも行けなかったので、今年こそは沖縄か北海道に遠征したいものだ。あと言うべきことは「鳥やす」最高、鍛高譚(紫蘇焼酎)最高、てことか。今週の仕事があるためカラオケに行けなかったのは残念。 また今日は本 . . . 本文を読む
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「共感」という名の幻想:浅い自己認識の果て

2007-07-04 16:12:58 | 抽象的話題
私は今まで「共感などというものは存在しない」ということを再三にわたって述べてきたが、これに対して違和感や反感を覚える人もいると思う(関連する記事として「作品を『読む』ということ」や「価値観の多様化と『共感』」などを参照)。そこで今回は、予測される疑問に対しての答えを提示するという形式で話を進めていきたい。 まず読者の中には、批判の対象になっているのが共感そのものなのか、それとも「共感」という語 . . . 本文を読む
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「とりかえばや物語」から性同一性障害へと

2007-07-04 01:55:28 | 本関係
講談社学術文庫版『とりかえばや物語』の第一巻を読み終える。 細かい話はさておき、読んでみて性同一性障害への興味が湧いた。機会があれば色々調べてみたいと思う。ところでこの興味をよくよく分析してみると、狂気と正常、常識と非常識、「ふたなり」、近親相姦(いとこはなぜ法的・道徳的に許されるのか、など)といったものへの問題意識と通底するものがあるのかもしれない。もしこの見方が正しいのなら、それはおそらく . . . 本文を読む
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オカルトと「無宗教」:自由の奨励と集団の忌避

2007-07-02 01:45:23 | 宗教分析
宗教は、選択を放棄するがゆえに自由を奨励する時代では忌避されるという前回の記事に対し、宗教は葛藤や数々の疑問・苦悩との戦いを内包するものであり、そのような見方は一面的であるとの批判が出るだろう。なるほど確かに、何が罪なのかと言った問いは宗教には付き物だし、またそういった事情ゆえに歴史の中で数多くの宗派(分派など)が生まれてきたのであった。しかし、「無宗教」を分析する際に宗教的かどうかではなく宗教に . . . 本文を読む
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6月の状況:主に本関連

2007-07-01 22:57:23 | 本関係
早くも7月に入ったところで、6月の状況を振り返ってみる。 ・ゲーム ドラクエ8をたま~にやってる以外はゼロ。 ・本 筒井康隆『ヘル』(特におもしろいということもなく…)、桜坂洋『All you need is kill』(一回的な生の問題etc...)、ドストエフスキー『永遠の夫』(屈折した人間の描写力はさすが)、シェイクスピア『リア王』(『ハムレット』といい、どうも俺にはシェイクスピアがお . . . 本文を読む
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