A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

信州小旅行①ー海野宿

2015年06月23日 16時50分48秒 | 家族行事
6月16日(火)

前々から一度泊まってみたいと思っていた別所温泉に行く事になった。
旅程としては先ず信州上田地方の北国街道に遊び
別所温泉に泊まる。
翌日はこの辺りは「信州の鎌倉」と呼ばれており、
見ごたえのあるお寺を幾つかあるので、それらを拝観。
昼食は中軽井沢にあるミセスマスダお気に入りの
「エルミタージュ・ドゥ・タムラ」で本格フレンチの予定。


先ず信州上田の海野宿
ここ北国街道海野宿は約6町(約 650 m)にわたり街並みが続き、
本陣1軒と脇本陣2軒が設けられている。



往時この宿場町は佐渡の金の江戸までの輸送や善光寺までの参拝客、また、
北陸諸大名の参勤交代などに利用され、非常に賑わいをみせていた。北国街道は日本の道100選にも選ばれ海野宿はこの街道の中心である。




海野宿本陣


明治時代に入り鉄道網の発達により宿場町の利用客が減ったため、
宿場の人達は養蚕業で生計をたてていた。
現在でも本陣、脇本陣、問屋、旅籠などの跡が残っており、
明治時代の養蚕業に用いられた伝統的建造物も残っている。

大屋根の上の小屋根は「気抜き」といって
蚕を飼うための微妙な温度調節口である。

大屋根面より一段突出させ小屋根を付けたのが「うだつ」である。
富の蓄積や格の高さを示す意味もあり
「うだつがあがる、あがらぬ」の語源ともなっている。
二階の軒下に張り出して豪華な意匠を凝らした袖壁「袖うだつ」
防火壁の目的もあり「火返えし」とも呼ばれている。



小林一茶の句碑


往時の儘の趣きが味わい深い「なまこ壁」



お昼だ。お蕎麦の昼食だ。
家族経営のお店の様だ。
年とった女将が親切に海野宿の歴史を語ってくれた。
地のお酒「澤の花」を常温で頂くのがお勧めだそうだ。
茄子のからし漬けが良く合う。
蕎麦も良いが右上にある「くるみ饅頭」が名物

この屋敷は民家だが飾りものの職人の店だったそうだ。
夕顔の棚の緑が美しい。



午後から上田市内に戻り真田幸村の上田城の近く「柳道り」へ。








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