A Slow Life of Mister Masuda

定年退職後のスローライフを公開!

信州小旅行⑤-安楽寺

2015年06月27日 16時36分04秒 | 家族行事
6月17日(木)

別所温泉の温泉街の一角にある常楽寺
北向観音の本坊であり、ご本尊は「妙観察智弥陀如来」だそうです。

このお寺の「石造多宝塔」は、北向観世音様が出現した場所で、
高さ2m85cmの安山岩で出来ており、国の重要文化財に指定され
ているが裏山に登らなければならないので拝観は遠慮した。







続いて訪れた安楽寺は禅宗としては、
鎌倉の建長寺などと並んで日本では最も古い臨済禅宗寺院の一つである。




安楽寺の八角三重の塔は国宝に指定されている。

この観音木造八角三重塔は、木造の八角塔としては
全国で一つしかないという貴重な建築。
調査の結果、少なくとも鎌倉時代末期には建立されたことが明らかとなり、
わが国最古の禅宗様建築であると言われている。
初重に裳階(もこし=ひさし又は霧よけの類)をつけた珍しい形式で
あるうえに細部も禅宗様の形式からなり、類例が少ない。






国宝 八角の三重塔の感銘の余韻を味わいながら
我々は上田市を後にした。

思えば上田市ば、戦国時代、真田一族が本拠を置いていた土地である。
中学生時代に読んだ講談本で、真田幸村が、配下の
猿飛佐助・霧隠才蔵らの忍者や三好清海入道ら、真田十勇士と共に
獅子奮迅の活躍をするさまに胸躍らせたものだ。
そんなことを考えながら安全運転で国道18号線を
軽井沢に向けて走っている。



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