森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

福島潟水鳥 4

2006年11月11日 | 自然観察日記
 こちらはチュウサギ(?)。水面を凝視して獲物が近づくのをじっと待っている。もともと怖い顔をしている鳥だが、ますます形相が真に迫ってくる。しばらく観察していたが、小魚がハントできる範囲に来ることがなかったのだろう場所を移動してしまった。決定的な場面を期待したのに・・・ちょっと残念。
 白いサギにはコサギ、チュウサギ、ダイサギがいて、もっと細分化されるという話もあるから鳥の区別もなかなか難しいものである。

福島潟水鳥 2

2006年11月11日 | 自然観察日記
 コガモだろうか、湖面に突き出た木枠にほぼ等間隔で並んでいる。水鳥といえど水の上ではやっぱり冷えるのだろうか、水からあがっている風情である。細かく見ていると、整然とした並びに反して各自勝手な格好をしているのが面白い。

福島潟水鳥 1

2006年11月11日 | 風景
 福島潟に隣接する田にコハクチョウの一群がいた。落穂でもついばんでいるのだろうか、冬になるとこのような光景を「瓢湖」や福島潟に近い蒲原平野ではしばしば見かける。のどかな晩秋の一時、しかしもうすぐ厳しい冬がやってくる。
 それにしても水上の白鳥の優雅さに比べなんとも滑稽な姿に見えるのだが、仲良く無心に餌をついばんでいた。