森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

講座を開設します 「バスで行く 自然に遊ぶ大人の散歩」

2010年09月02日 | 自然観察日記
突然ですが縁があって、㈱ヨークカルチャーのN部長の勧めでカルチャー教室を開設することになりました。名づけて「バスで行く 自然に遊ぶ大人の散歩」。中高年の自然好きな方を対象に、森林インストラクターとしてのガイドをいたします。ガイドといっても堅苦しくなく一緒に楽しむといった感覚で季節を問わず散策したいと思っています。
自然はいつも新しい発見の場、有名なところにも出向くかもしれませんが、ごく手近な場所で開催することもあると思います。急峻な山岳地帯は無理でも、里山や高原などの豊かな自然を満喫しながらゆっくりと歩いてみたいと思います。美しい花はもちろんですが地味なものでもそれぞれの造詣には奥深いものが潜んでいることが多々ありまね。そんなものを探しながら、時には教えていただくこともあるかも知れませんが、今まで蓄積してきたものをお示ししてより自然が好きになっていただければいいなぁと考えています。
足腰が少々不安な人でも高低差の少ないコースなどを考えていきますし、時には散歩の後に温泉にでもつかってみたいとも思っています。
講座の説明会を9月6日(月)の12時半からイトーヨーカドーの7階で行います。沢山の仲間が出来ればいいなぁと思っています。
(ちらしの写真は私とは関係のないものです)

ヤマハハコ

2010年09月02日 | 自然観察日記
このヤマハハコは平地にはありそうでない種です。よく似たものにカワラハハコがありますが、こちらは大型の割には葉が細く頭花が小さいのが特徴です。今回はまとまった群落を見ることは出来ませんでしたが、土がむき出しの荒地などの縁に見かけることが多いものです。ウスユキソウ属とは少し系統が違います。

オニシオガマ

2010年09月02日 | 自然観察日記
「鬼」とは可哀想な名前が付けられたものです。多くのシオガマが小さく可愛花なので、この大きさは受け入れられないのでしょうか。しかし、素敵な花です。ゴマノハグサ科の半寄生植物とされ亜高山の湿潤地などに生育するものですが、新潟県内には高山といわなくても奥山の沢筋などでよく見かけます。
背景の露天風呂は黄金の湯。花を眺めてお湯に浸かるのもいいものです。