触るとかぶれたりする要注意な植物ですが、秋の紅葉はすばらしいものです。まだ紅葉の時期ではないのですが、赤と緑の対比が綺麗な葉が目に付きました。こういう造詣もいいですね。こんな葉が沢山付いた種などがあれば引っ張りだこでしょう。
湿原を回る木道脇にミヤマダイコンソウの丸く大きな葉がありました。もうすでに花の時期は過ぎていて、果実が出来ています。里山のダイコンソウとはイメージが大変違います。でも同じ属なので「ダイコン」の名前を引きずっています。黄色のしっかりした花はしばしば群生し高山植物としてよく取り上げられもしますから山登りの好きな方はどこかで目にしているはずです。亜高山帯のこんな林の湿り気の多いところにも生えているのかとちょっと感心しました。
1年ぶりです。アズマヒキガエルに久しぶりに出会いました。日ごろ里山で特定外来種のウシガエルに悩まされていて、駆除する方法がないか思案しています。そのすばやいこと・・・。それに引き換えこのヒキガエルの動きの緩慢さがとても愛らしい。姿は少しグロテスクな気もしないわけでもないのですが、実に愛すべきカエルです。純粋な大和撫子は実に優雅なんですね。