森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ナンテンハギ

2015年06月10日 | 自然観察日記
別名フタバハギという大変特徴的な葉を持つ多年性草本です。この種も弥彦から阿賀野川沿いに多いとされる種で、県南には転々と生育するものの、村上地域ではいまだ記録がないという種なのだそうで、里山に近い場所には普通にありそうなのですが地域差があるようです。個人的には、この種を観察できたのは多くはなく、どこで視たかはっきりしないのです。新津当たりだったかなぁ?花はクサフジみたいな青い花だったような・・・。

ムラサキケマンの果実

2015年06月10日 | 自然観察日記
ムラサキケマンは春の花で比較的よく目立ちます。ごく身近な野草で庭の雑草とさえなっていますが、意外に大きく育ち30~40cmくらいになります。果実は季節はあまり注目されませんね。弥彦山田ノ浦コースの葉入口にシシウドなどの高草が覆いかぶさった下に頑張って背伸びをしているムラサキケマンを見つけました。そこには小さなサヤエンドウみたいな実がぶら下がっていて自らの存在を主張しているようです。