ビャクダン科の半寄生植物とされるツクバネがありました。里山に普通にある種ですが常々何に寄生しているのかが疑問で、またどのように調べてのだろうかと思っていする低木です。モミ、ツガなどの針葉樹とかアセビとかという記載を見ましたが、このような種が全く存在しない丘陵公園にもたくさんあります。針葉樹だからスギなのかとも考えては見たものの、このスギはそれほど古くない時代に人が植えたもので、人の生活する以前からツクバネは住んでいたと思いますからこれも違うと思うのですが・・・。
雌花です。4枚の大きながくが付くのでそれでも見つけやすいのですが、色が葉と同じ色ですから意識しないと見つけれられないかもしれませんね。晩秋、落葉したころに羽根つきの羽根のような形状で枝先にぶら下がっている姿ならこの季節よりは見つけやすいです。受粉後子房が丸く肥大してでんぷん質が多く食用にできると知り感激したことがあります。