森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

トウヒレンの仲間 その1

2015年06月15日 | 自然観察日記
オヤマボクチとほぼ同じ場所には非常によく似た種が自生していて正体が分かりません。葉の表側を見る限りでは色彩の違いなどわずかな差異を認めますが、「個体変異の範囲?」と思ってしまうほどです。

トウヒレンの仲間 その3

2015年06月15日 | 自然観察日記
葉裏を比較すると歴然としています。純白のオヤマボクチに対して緑色トウヒレンの仲間の○○。ところで、先日小千谷のYさんがカクダトウヒレンなるものを主張されているセミナーがあったようで、残念ながらそこには参加できませんでしたが、その話を小耳にはさんだ時に何かストンと落ちた気がしました。彼のいうものかどうかは後に付き合わせるとして、図説には記載されていないいわゆる新種扱いになると思うのですが、そうだとすると至極納得できるのです。アザミの仲間やそれに近い種にはまだまだ未知のものが多いという話を聞いたことがあります。