針葉樹の多くはカラマツですがゴヨウマツ(ヒメコマツ)も点在しています。ゴヨウマツとキタゴヨウの区別がうまくできませんが、ここでは5~6mほどの立木になっていました。さらに、ハイマツとの区別も地を這うかどうかの違いくらいの認識で明確な区別ができるほどの眼力がないのが実情です。ハイマツも低地で成長すると立木になって大きく成長するという話を聞いたことがありますから、かなり混同してみていたかもしれませんね。葉はいずれも五枚あってゴヨウなのです。
根元に落ちていた球果と葉を確認のため記録しました。球果の特徴からハイマツでなくゴヨウマツにしました。ハイマツの葉はもう少し長めのようです。生態的にはハイマツよりも低山で尾根筋など他の種が生育できないような場所にも生育しています。