知っているようで知らないいわゆる雑草。あいにくの雨に打たれて花もしぼみがちなのがそうさせるのか、至る所にある野草ですが春先の姿は一味違います。まだ周囲に花が少ないようですごく目につきました。いつもの花に比べて大きな感じもします。雪国に住む人間にとって春はどんな花でもうれしいのです。
畑地などの縁に群生する姿はしばしば見てきましたが、こういう崩壊地に単独で生育する姿を見ませんから、最初は何か分からず目を白黒。そういえば普通見るのはオランダミミナグサですから在来のミミナグサはあまりないのでしょうか。自分の記憶をたどってもしっかりとミミナグサを認識したことがなかったような・・・。雑草とか帰化植物は案外後回しにしていますからしっかりとした知識が醸成されていないようです。