清津峡に至る谷筋から渓谷の崖に至るまでエチゴキジムシロが目立ちました。写真が少々ハレーションを起こして本来の色が飛んでしまって恐縮ですが、このような株が至る所で見られました。この谷筋はキジムシロの密度がかなり高いようです。
清津峡の手前、角間という場所がありそこに県の天然記念物に指定されているねじり杉があるということで立ち寄ってみました。径が1ⅿくらい、樹高およそ20ⅿ強でしょうか堂々とした巨樹がありました。表記のようにたしかに樹皮は左巻きにねじれています。樹齢は100年から120年ほどでしょうか?周囲にこの子孫なのか径20cmくらいの小杉もありました。スギのねじれはときどき見ます。しかし、ここまで大きなものはこれが初めてで、林業的には成長の過程で商品価値がないと判断されると伐採されることが多いとおもわれますから残されることは少ないと思います。