キャンプ場のキャンプファイヤーをするエリアのような一角にヒカゲノカズラのちょっとした群落ができていました。シダ植物ですがこれが古生代の石炭紀あたりに大繁茂し石炭になったリンボクの末裔なのだそうです。想像つきにくいのですが、そういう昔の植物につながっているということに思いをはせると不思議な世界が見えてきそうな気がします。
この大量に出る胞子を利用して、ナシなどの果実を人工授粉させる際の花粉に増量剤として混ぜて利用するのだそうです。機械を使って吹き付け散布するには吸水性が少なく流動性のあるヒカゲノカズラの胞子がいいとは、ユニークな利用の仕方です。
この大量に出る胞子を利用して、ナシなどの果実を人工授粉させる際の花粉に増量剤として混ぜて利用するのだそうです。機械を使って吹き付け散布するには吸水性が少なく流動性のあるヒカゲノカズラの胞子がいいとは、ユニークな利用の仕方です。