ネバリノギラン 2017年08月11日 | 自然観察日記 ノギランより多く出現したのはネバリノギランです。こちらの方がやや高所に多い種で低地では確認した記憶がありません。芳ヶ平湿原に近い草地にところどころ生育しています。日本固有種ですが西日本には生育していないそうです。
ネバリノギランの花 2017年08月11日 | 自然観察日記 ユリ科ソクシラン属に分類される多年草で、茎に粘る腺毛がありますからノギランとは簡単に区別できます。花は半開状態で開出しません。高山植物の中では可愛い花というより変わった花というところでしょうか。
ネバリノギランの葉 2017年08月11日 | 自然観察日記 ノギランに比べ厚みのある感じの葉でやや細身です。ロゼット状に地表に広がる種はショウジョウバカマ、ノギラン、ネバリノギラン、シライトソウなどがありますが、いずれもよく似ていて葉だけでは間違うこともしばしば。種が違いながらも求める環境は同じような性質があると考えています。