群馬県と長野県の県境付近、草津温泉の奥に芳ケ平湿原があります。ラムサール条約の登録湿地に2015年になったようですが、以前から一度は訪れてみたい場所と考えていました。ところが3年前でしょうか、白根山が噴火の予兆があるとかで志賀草津道路に交通規制がかかり、芳ケ平湿原の拠点と考えていたレストハウスが使用禁止で道路も通行できるものの停車禁止という規制が続いていました。それが最近ようやく以前と同じような使用ができるということを知りさっそく出かけました。7月の下旬、雨の多いこの夏場でしたが運よく晴天で散策にはもってこいの条件。楽しい一時を過ごしました。暫くは芳ヶ湿原と隣接する本白根山の草花を見ていきたいと思います。
駐車場から1時間ほど歩くと芳ヶ平湿原に着きます。やや海抜が高いのでしょう、ここはまだワタスゲが見られました。ピークは過ぎたようですが、まだまだ素晴らしい景観を見せていました。訪れる人も少なく静かな桃源郷でした。