ホソバノキソチドリ 2017年08月13日 | 自然観察日記 芳ヶ平湿原に向かう白根山の山腹に伸びている登山道は高山荒原と火山荒原がミックスしたような様態で、地衣類やツツジ科の低木で地表が覆われているところが多くあります。そういう中にラン科植物がかなりたくさん生育していて、普通ツレサギソウ属の種はあまり目につくものではないのですが、ここでは逆でとても目立ちます。 これは、ガンコウランの群落に混じって生育していたものです。
ホソバノキソチドリの花 2017年08月13日 | 自然観察日記 この種は距が下に垂れ下がるのが大きな特徴。よく似たトンボ層は距は上に跳ね上がります。また、湿地にしか生育しませんから、ホソバノキソチドリのように草原のような場所には見られません。