森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

トモエシオガマ

2019年10月06日 | 自然観察日記
シオガマギクの高山種という位置づけ。三国峠から上の草原帯にところどころに見られました。高原の秋を彩る花の一つです。

トモエシオガマの花

2019年10月06日 | 自然観察日記
船のスクリュウーのような花の並びです。色づいたり枯れ葉が出始める季節に咲く花ですから薄い桃色の花はそれほど目立ちません。派手さはありませんがホッとするような雰囲気を持っています。

トモエシオガマの花拡大

2019年10月06日 | 自然観察日記
花を分解して中を調べるようなことができませんから構造があまりよく分かりません。扁平でねじれてもいる花冠ですからこれは花弁のうち下唇の部分が上を向いている様子で向こう側に上唇のめしべがついている部分があるはずです。ハマウツボ科の多年草です。

紅葉した葉

2019年10月06日 | 自然観察日記
すでに紅葉した葉になっている個体もありました。紅葉というより銅葉のイメージで紫外線などに対する防衛機能の発達した個体なのでしょうか。木陰というより直射日光の当たる草むらに見られた個体です。