普通オヤマノリンドウは茎頂部の1節2節あたりにのみ花をつけるのですがこの個体はかなり下部の節にも花がついています。エゾリンドウとするべきかもしれませんが花の一つひとつはエゾリンドウのごっつい感じがしません。このような個体は多くなくオヤマノリンドウの変わり者と考えておきました。
三国山の山頂の100mほど下ったところがガレ場になっていて古い階段の登山道が無残な形になっていました。登山道はどうしても荒れて周辺の植生に影響を与えてしまいます。植生の回復処置も施されているようでしたがあまり成績が良い感じではありませんでした。