草原エリアにはクガイソウもたくさん見られました。低地から亜高山帯くらいまで見られる1mほどの高径草本です。丘陵公園の里山フィールドミュジアムにも自生していますが青息吐息でかろうじて生き延びているという状態です。高温が苦手でかなり湿り気と日の光が欲しいような生態で里山では生きずらいようです。栽培してみると病気にも弱く葉が黒くなり枯れていきます。少し高所に行くと伸び伸びと生育しているのを見ると涼しいところが少なのだとつくづく思います。地球温暖化の影響が続くようだと里山に自生しているクガイソウは消滅の運命にあるのかもしれません。