森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

テングノコヅチ

2021年12月09日 | 自然観察日記

ツルリンドウの周辺の草木に巻き付き上に登ってこなくて地面を這う性質のものをテングノコヅチといいます。亜高山帯に見られるツルリンドウの変種とされています。葉がやや小ぶりで花もツルリンドウほど開かず地面を這う性質があるようです。この種を知ったころは珍しいものと考えていましたが、案外普通に見る種のように思えてきました。ただ、針葉樹林帯に限定されます。