森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アブラガヤ

2021年12月26日 | 自然観察日記

尾根筋といえどところどころ平坦でまた湿地になっているとことがいくつかありそういう場所は木道が敷かれています。何番目かの湿地はアブラガヤが目に付く湿地でした。木道脇の今が盛りのアブラガヤです。カヤツリグサ科の高径の多年草です。平地の湿地にも普通に見られますから垂直分布は広い種のようです。


アブラガヤの花穂

2021年12月26日 | 自然観察日記

花序を全体で見ると頂生か腋生で数本出てそれぞれが穂状になりそこに多数の小穂が付くためおびただしい数の花が咲くことになります。この絵はごく一部を写したものです。