森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

オオバスノキ

2021年12月12日 | 自然観察日記

オオバスノキが目に付きます。とはいえ花はなく花が終わった直後の青い果実が付いています。中部地域の日本海側の山地に中心的に分布するとされるツツジ科の低木です。至仏山もそのエリアに入るのでしょう。関東以西の太平洋側のスノキに比べ葉が大きい種とされます。


オオバスノキの実

2021年12月12日 | 自然観察日記

花は前年の枝先に数個つけ、果実は丸く黒く熟します。まだその前段階で少し色づいたばかりの状態です。ウスノキの実は角ばっていますがスノキは角がありません。


オオバスノキの葉

2021年12月12日 | 自然観察日記

私が普段みているのはオオバスノキで、スノキをしっかり観た記憶がありませんから葉の違いなどがよく分かりません。両者を見比べて初めて葉の大きさが実感できるのでしょう。