森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

イソスミレの果実

2019年02月24日 | 自然観察日記
瀬波の昔のイソスミレの群落を記録した写真を見たことがあります。砂浜一面に青い花が咲く塊が点在する景観は圧倒的です。今はかなり少なくなって当時の面影が無くなりつつあります。地元の人の保護活動が盛んに行われているという話を聞きますが努力が実ることを祈るのみです。

ダイセンクワガタ

2019年02月23日 | 自然観察日記
園路の脇の礫を交えたエリアがあり展示しているのか自然生えたのか判然としないのですがダイセンクワガタという名板がありました。初めて認識する種で書籍を調べてみると北海道に自生するキクバクワガタの亜種に本州高山の荒原などに生育するミヤマクワガタが分類されるそうで、この変種として大山で見つかったのが名前の由来みたいです。ところがミヤマクワガタの変種はバンダイクワガタとしてまとめられることが主のようで、ダイセンクワガタは別名ということになるようです。かなりややこしいことになっていて理解するには簡単ではありません。
とりあえず白馬岳などの高山帯に生育するクワガタソウということにしておきます。それにしても高山種なのに無造作に生育している姿が面白いことです。

ダイセンクワガタの葉

2019年02月23日 | 自然観察日記
正直花だけ見ていてはテングクワガタとの見分けがつきませんが葉に長い柄があることなどないか短いテングクワガタとの見分けがつきそうです。クワガタソウの仲間は今はオオバコ科に分類されています。
※バンダイクワガタはダイセンクワガタ、ミチノククワガタ、シラガクワガタなどの別名があるようです。各地域でいろいろな名前が付けられていましたが研究の結果同じものという判断なのでしょう。

カナウツギ

2019年02月22日 | 自然観察日記
久しぶりにカナウツギを見ました。中部太平洋側に分布し主に富士山周辺に多いとされる種です。しかし、なぜか新潟や秋田に隔離分布するという不思議な種なのです。新潟は三条市の下田地区に極めて限られた地域に見られます。分布地域はかなり個体密度は高く稀な植物ではないのです。バラ科コゴメウツギ属の低木です。花を記録に収めたことが無いので機会をうかがっていますが、筑波実験植物園でもまだ花がなく残念でした。

コゴメウツギ

2019年02月22日 | 自然観察日記
カナウツギと同属のコゴメウツギも展示されていました。この種もつぼみ状態で花には早い時期でした。葉はカナウツギに比べかなり小さくモミジイチゴになんとなく似ている種です。しかし、茎には棘がありません。

コゴメウツギの葉とつぼみ

2019年02月22日 | 自然観察日記
コゴメウツギは主に太平洋側に自生する種と思いますが、丘陵公園にも見られます。新潟県内では分布が限られている稀な種ですから丘陵公園の里山エリアは大変貴重なものを持っているのです。カナウツギとコゴメウツギというコゴメウツギ属の2種を調べ直して分布の不思議さを再度考えさせられました。

キチジョウソウ

2019年02月21日 | 自然観察日記
図鑑でしかお目にかかっていないキチジョウソウがありました。関東以南の山林内に生育するキジカクシ科の多年草です。葉がそう生していましたが赤い越冬した実がついていました。

キチジョウソウの葉

2019年02月21日 | 自然観察日記
今回はあまり感じませんが、ヤブランに似た葉という言われ方をしています。良いことがあると花が咲くといい縁起が良いとされるため家庭で栽培されていることがあります。

ゴマギ

2019年02月20日 | 自然観察日記
主に関東以南に分布するレンプクソウ科の落葉高木。新潟県内にもわずかに自生が見られるます。林の縁に見られ光を欲しがる性質を意識してか適所に展示されていました。

ゴマギのつぼみ

2019年02月20日 | 自然観察日記
花の時期には少し早いようで大きく広がったつぼみの状態です。花序はやや円錐形の散房花序と言われる形式です。装飾花をもたない両性花のみの種です。

ゴマギの葉

2019年02月20日 | 自然観察日記
葉はそれほど熱くはありませんが特徴的な光沢をもちます。葉をもんで嗅ぐとゴマの匂いがあることから名付けられました。日本海側に分布する種はマルバゴマギという変種とする考えがあります。多雪地型の種と考えられています。新潟県内の分布はまとめられた資料が手元にありません。個人的な経験的でいうと低山の林の縁などにまれにみられます。

ガマズミ

2019年02月20日 | 自然観察日記
ガマズミの大木がありました。大木と言っても5m以内のものですがこの種では大きな個体でしょう。ゴマギと同じレンプクソウ科の亜高木です。こちらはゴマギと異なり花盛りです。