モクセイ科の種は庭などにはキンモクセイやギンモクセイなどたくさん植えられていて馴染み深いものなのですがいずれも大陸由来の種です。日本に自生する種は多くなく関東以西にヒイラギがあるくらいで後は南西諸島などにわずかに数種聞くだけです。ヒイラギも新潟には見られませんから自生のものに出会ったことがありません。このクダバナモクセイの葉はヒイラギモクセイのはを小さくしたような感じです。
フウロウソウ科のエロディウム属のに分類される種で在来種はこの属のものはありません。しかし、帰化種のオランダフウロはこの属になりオランダフウロ属として扱われます。つまり、エロディウム属は別名でオランダフウロ属ということで同じものとなります。なかなかややこしい話になります。きれいな花が多いのだそうですが、園芸植物としても日本にはあまり入ってきていないということです。
面白い名前の種がありました。しかし、この種は帰化植物として知られています。主に西日本に見られるようです。それほど暴れていな種なのでしょう、絶滅危惧種などが展示してある温室(冷室?)にあるのもユーモアがあって面白いと思いました。
プリムラは和名ではサクラソウ属といいますが世界には非常に多くの種が見られます。花がきれいなものが多く園芸的に改良され非常に多くの種が存在しています。日本でも古典植物として愛好家が多く古くから栽培されています。日本では一部を除きサクラソウ属の種はほとんど高山種で分布域も狭く絶滅危惧になっています。