森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

クダバナモクセイの花

2021年01月15日 | 自然観察日記
花は管状で花弁が4つに深裂しています。残念ながら臭いをかいでこなかったのでわかりませんが、おそらく良い匂いがする花ではないかと思われます。

クダバナモクセイの葉

2021年01月15日 | 自然観察日記
モクセイ科の種は庭などにはキンモクセイやギンモクセイなどたくさん植えられていて馴染み深いものなのですがいずれも大陸由来の種です。日本に自生する種は多くなく関東以西にヒイラギがあるくらいで後は南西諸島などにわずかに数種聞くだけです。ヒイラギも新潟には見られませんから自生のものに出会ったことがありません。このクダバナモクセイの葉はヒイラギモクセイのはを小さくしたような感じです。

エロディウム・レイカルディー

2021年01月14日 | 自然観察日記
フウロウソウ科のエロディウム属のに分類される種で在来種はこの属のものはありません。しかし、帰化種のオランダフウロはこの属になりオランダフウロ属として扱われます。つまり、エロディウム属は別名でオランダフウロ属ということで同じものとなります。なかなかややこしい話になります。きれいな花が多いのだそうですが、園芸植物としても日本にはあまり入ってきていないということです。

イワカラクサ

2021年01月13日 | 自然観察日記
ヨーロッパアルプスやピレネー山脈に生える高山植物でカタバミかサクラソウのような花をつけるゴマノハグサ科に分類される種だそうです。写真で見る限りなかなか美しい花です。

イワカラクサの枯れた花序

2021年01月13日 | 自然観察日記
残念ながら花がない時期で咲いた後の枯れた花序が残っていました。高山植物といっても園芸的にも流通しているようで市場で見る機会があるかもしれません。ロックガーデンに向いているようです。

ペラペラヨメナ

2021年01月12日 | 自然観察日記
面白い名前の種がありました。しかし、この種は帰化植物として知られています。主に西日本に見られるようです。それほど暴れていな種なのでしょう、絶滅危惧種などが展示してある温室(冷室?)にあるのもユーモアがあって面白いと思いました。

プリムラ・ジュリアエの花

2021年01月11日 | 自然観察日記
プリムラは和名ではサクラソウ属といいますが世界には非常に多くの種が見られます。花がきれいなものが多く園芸的に改良され非常に多くの種が存在しています。日本でも古典植物として愛好家が多く古くから栽培されています。日本では一部を除きサクラソウ属の種はほとんど高山種で分布域も狭く絶滅危惧になっています。

ベロニカ・ペドゥンクラリス

2021年01月10日 | 自然観察日記
ベロニカ・ペドゥンクラリスといってもよく分からないのですが、身近なオオイヌノフグリの仲間と考えると親近感もわきます。「オックスフォードブルー」という別名で昨今園芸種として脚光を浴びているものです。