山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

里山・長蔵寺の石仏

2011-10-16 21:20:36 | 石仏・石造物
 遠州の里山・長蔵寺地域に石仏がまとまって鎮座していた。
 いずれも、かつて廃寺となった長蔵寺境内の跡地の一隅にある。

       

 「役行者(エンノギョウジャ)」らしき長老。高下駄がしっかり見えないので同定がむずかしいが、近くの道路沿いにも役行者の石像がある。

                 

 お地蔵さんと思われるが、正座であるのが珍しい。多くは立像。
 手に持っているのは「蓮華」または「柄香炉」らしいが、わかりにくい。

                       

 庚申塔の青面金剛像。左手に弓・法輪・金剛杵(コンゴウショ)、右手に三叉鉾(サンサホコ)・矢・宝刀?などがなんとか読み取れる。
 光背に「文化3」年(1806年)の銘が刻まれている。

                               

 右手に錫杖(シャクジョウ)、左手に宝珠というスタンダードな立像。
 口がややおちょぼ口なのがかわいい。

 それぞれ個性的な作品であるのに、狭い敷地に追いやられているのが残念だ。
コメント
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