山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

里山・長蔵寺の野草 1

2011-10-09 20:20:49 | 植物
 山に囲まれた田園風景から足元の野草を見てみると意外に多くの花が咲いているのがわかった。
 田んぼの害草といわれる「イボクサ」(ツユクサ科)はよく見ると実に美しい。
 この粘液を塗るとイボが取れると言われるが効能は怪しい。

        

 やはり田んぼの近くでは、目立たない「タマガヤツリ」(カヤツリグサ科)が咲いていた。カヤツリグサの花が玉状に一つあるのがかわいい。

             

 茂みの中に黄色い花を発見。「ノアズキ」(マメ科)らしい。
 なかなか見ごたえある花の形をしている。

                    

 茎が四角型をしている「ヤマハッカ」(シソ科)の花は小さくて目立たないが、これも拡大すると見事な花だ。
 葉を揉んでみたがハッカの匂いはしなかった。

                       

 「ノブドウ」(ブドウ科)の実はオイラが好きな色合いの実だ。
 一つ一つの実が同じでないのがよい。

 このゆったりとした自然のたたずまいは、いつのまにか心の潤いを満たしてくれる。
 世界の紛争が考えられない空間である。
 しかしながら、ここで生活していくのは至難の業である。
 
コメント
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