山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ムラの葬式は絆の結晶

2011-10-25 19:39:32 | 出会い・近隣
 集落で告別式があった。
 昨日から通夜があり、集落のほとんどの人が何らかの役割を担う。

 地域のまつりと連続して5日間を費やしていることになる。
 サラリーマンも当り前のように休暇をとっている。

 葬儀に使う棚や飾りをお寺から運搬して設営するのも大きな仕事だ。

       

 「椿台」も近所の大工さんの手製だ。しかもデザインを毎回変えているのがすごい。 受付の人を除いて準備する集落の人は平服と運動靴といういでたちだ。
 きわめて合理的な服装であることに感心する。

              

 「花輪」に小銭を入れて撒くのがオイラの仕事だった。
 地方に良くある餅投げ・豆まきのイメージだ。

                   

 国道にはみ出るくらいの人が集まった。
 和尚も7人やってきた。
 長い時間立ちっぱなしでしかも暑い日差しのため喪服の人は辛かったようだ。
 毎回、現在の葬儀のありかたに疑問がわく。

                     

 住職は長い読経をあげてよしとして疑問を感じないのであろうか。
 鎌倉仏教の活力は「抜本的な改革」があってこそ盛隆したことをお忘れか。
 
 集落の裏方は酒を飲みながらも、小学校の統廃合の問題に議論をわかせた。
 その言い分がみな正論であることに感心する。
 学校の統廃合は地域コミュニティー崩壊に拍車をかけてしまうということだ。
 
コメント
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