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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

道路際の花の侵入者

2012-05-30 21:34:43 | 植物
 久しぶりに近くの都会に出かけた。
 その道路際には「オオキンケイギク」の群生が華やかだった。

 とくに森町の大田川沿いには見事と言うか、残念と言うか、河原や道路際では鮮やかなコンツェルンを結んでいる。
 というのも、このオオキンケイギクは、栽培・販売が禁止されている侵略的外来種なのだ。

     

 花期も終わりに近い「モチツツジ」が緑のなかのヒロインを演じている。
 花や葉を触るとベタベタする。鳥モチのように粘るのでこの名がある。

            

 目立たないが「ヤマハゼ」(ウルシ科)の花も意気盛んだ。
 江戸時代では和ローソクの原料として大切に栽培された。
 今ではウルシの仲間として、「かぶれるぞ」と脅され、邪険にされている。

                 

 日当りの良い所では「ノアザミ」がまだ健在だ。
 クマバチがうまそうに蜜を吸っている。
 そばによっても逃げようともしない。

 コンクリートがまだ土を駆逐しない所では、立派に春を謳歌するいのちがあった。

 

 

    
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