
キャベツ畑の雑草は通路はもとより寒冷紗の中にも侵入し、キャベツを隠してしまった。
肥料がたっぷりあったせいか雑草の成長のほうが早い。
葉に穴が開いているキャベツを見たらやはりアオムシくんがいましたよ。

大き目のアオムシくんはシャクトリ虫のように足が前後にしかありません。
調べてみたら、「タマナギンウワバ」(ヤガ科)らしい。
日本語表記だと「玉菜銀上翅蛾」と書くそうで、「玉菜」はキャベツのこと、「銀上」は成虫の翅に銀の斑紋があるからという。

まもなくアオムシ君は歩き出した。
防虫網をしていたのにどこから侵入したのだろうか。
モンシロチョウ軍団の憲兵が軒並み調査に現れているが、さすがに防虫網の効果には手が出ないようだ。

このキャベツは「フルーツキャベツ」というらしいが、ジャンボキャベツにつぐ大きな葉を伸ばしている。
結球しているのを一つ収穫してみる。
重さも堅さもまあまあしっかりしている。
雨の止んでいるときを見計らって、懸案だったキャベツ畑の雑草を取り除き追肥・土寄せもできて、とりあえずきょうの目標は達成だ。