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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里の静謐を歩いていく

2014-07-14 22:46:25 | 旅行・散策
 昨日の山里・龍山地区のたたずまいは梅雨の影響もありしっとりとした「和の景観」を感じさせるものがあった。
 天竜川にかかる橋から見えた「空」は、まさに空に向かって歩んできた歴史を刻印してきたものに違いない。

     
 この橋を渡ると道路がループになっていて、いつのまにか堤防の上にきていることになる。
 左が天竜川、右が住宅街。
 むかしは洪水に悩まされた地帯かもしれない。

                    
 案の定、堤防に埋設されているらしい「樋管」施設があった。
 河川が逆流したときは住宅地に水が流れ込むのを防ぐために、その水路を閉じるという意味だろうか。
 行政の上から目線の説明にがっかりする。

  
 むかしはバス停があったと思われるかわいい待合所が素敵だ。
 「週末にカフェなんかできると面白いのになー」とつぶやく。
 過疎の痕跡がいたるところに見られる。

                         
 蜂の巣箱を発見。
 分蜂だろうか、かなりの蜂が集まっている。
 外来植物も多いけど近隣には花はありそうだ。

         
                
 諏訪の宮大工が作ったらしい観音堂が立派だ。
 屋根のてっぺんの「宝珠」が傾いているのがまた風情がある。

 また、扁額の「円通」という文字は、禅宗に多い「真理は絶対であり自在である」という教え、つまり、観音様そのものをあらわしているらしい。

 来週本番の散策会では、また新しい発見を期待したい。  
コメント
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