山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

炎天下での草刈り協同作業

2014-07-28 21:54:04 | 出会い・近隣
 きょうはカラリとした暑さだったが、きのうはうだる暑さだった。
 その炎天下で集落の草刈り協同作業が行われた。
 場所は国道の急斜面の法面でススキやクズの解放区だった。
 70歳前後の高齢者が主力の草刈り隊なので、熱中症が心配だ。

    
 急斜面なので下からは草が2m以上もあるなかでまずは下に道を開通していく。
 これがなかなかの難儀だ。
 なんど転んだことか。
 倒れたススキの上は滑りやすく、しかも切断した切り口が危険だ。

                          
 春に植栽したアジサイや以前植えたレンギョウのまわりもきれいになった。
 肥料もたっぷりあげることもできた。
 荒廃した法面ではなく花の存在もある景色にしたいのだ。

      
 ついに草刈りをやり遂げることができた。
 全員くたくたである。
 来年以降、この作業が成立するかどうかさえ難しくなってきた予感がする。
 そんなことをみんな感じながらアイスや冷たいドリンクに歓声をあげる。

 中山間地がかかえる課題がこんなところにも顔を出してくる。
 心癒す自然のふところは同時に過酷な宿題を人間たちに示唆する。
 それを受け止める人間の感性と創造力・実践力が問われている。
 
     
コメント
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