山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

脇芽トマトの支柱を作る

2014-07-15 20:49:45 | 農作業・野菜
 台風8号が上陸すると言うので、脇芽挿しのトマトの苗を土間に避難していた。
 早く支柱をしておかないと折れたりジャングル状態になってしまう。
 けっこう重い鉢なので運搬は腰にきてしまう。

                        
 裏山から竹を十数本刈り取ってくる。
 竹林の保全も兼ねて、なのだ。
 急傾斜地を歩くだけでも汗が吹き出る。

     
 ナタで枝を払っていく。
 これを丁寧にやらないとあとでケガをすることが少なくないからだ。
 竹1本1本に個性がある。
 意外に真直ぐなのがないのがわかる。

                   
 11個のリサイクル箱に苗を2本ずつ植えてある。
 天井がないので雨に打たれたりして後半からは病気に罹りやすい。

 支柱33本なりだが、都会では支柱を買わなければならない。
 そのぶんここでは肉体労働を提供しなければならないが、健康的で豊かであることに感謝する。

 苗の枝を誘引をして一日がかりの労働を終える。
 一日の速さを感じ入るこのごろ、人間の一生の短さも痛感する。

 生きていること自体がストレスになっている人間が事件を多発しているように見える昨今、いのちが年々軽くなっていく。

 教育もマスメディアも生きることの意味を深める問題提起が風化してしまっている。
 この風化の壁が厚いからこそ石を投げる相手が見えないのだ。
 だから脱法ハーブや酒に溺れるしかない。

 そんなとき、深夜のETV特集やドキュメンタリー番組はほのかな灯火を守っている。

 
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする