山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

農的生活は蛾とのつきあいでもある

2016-08-17 20:35:02 | 生き物
 植え込みにあった「コムラサキ」の枝の先端が蜘蛛の巣のような状態になっていたので、切り取ってみた。
 するとその周辺にアオムシくんがいた。
 若葉がかじられているのでこれは駆除しなければならない。

                           
          
 調べてみるとこれは、「ヨスジノメイガ」の幼虫らしい。
 そのまんまにしておくと葉が全部食べられてしまい枯れてしまう。
 30mmほどの小さな幼虫だが、食欲は旺盛だ。

 成虫は4本の筋があるが、さらに短い筋がもう1本ある。(画像はwebサイト「北河内昆虫記」から)
 ガーデニングする人にとっては大量発生するので困った害虫となる。

                         
  
 サトイモの葉にモダンな服を着たスズメガの仲間「セスジスズメ」の幼虫を発見。
 この仲間には黒いのもおり、みんなおしゃれなデザインが特徴だ。        
 成虫はハングライダー型の褐色の蛾で、航空機のようなカッコ良さがある。

   
 さらに、トマトの葉に「ハスモンヨトウ」の幼虫も発見。
 野菜や果樹の害虫としてよく名前があげられる。

 農的生活にはこうした蛾の幼虫・成虫ぬきにはありえない、というのが実感だ。
 とくに夏の夜は蛾が飛来してこない日はないと言っていいくらいの状態。
 つまりそれほどに家のつくりが隙間だらけ、いやいや、自然が豊かであるという証左だと言いたい。
 
コメント
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