山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

トウモロコシ防御のはずだったが

2019-07-16 18:39:20 | できごと・事件

 トウモロコシのひげがだいぶ目立ってきたので、当局はムジナ対策を急いだ。あいにく、梅雨の断続的な雨でなかなか作業が進まなかったが、ぐーたら当局はやっと重い腰をあげた。作業としては追肥をしてから支柱を打ち込み周囲を寒冷紗で囲んだ。

 

 毎年、ムジナことアナグマによる被害でなかなか自前栽培ができていない。手口は茎を倒して完膚無きまでに食べてしまうのだ。そこで、まずは事前に用意しておいた支柱を打ち込み、周囲を寒冷紗でガードして侵入を防御していくというわけだ。きょうの作業はここまで。連日の雨で足元がぬかるんでやりにくい。

         

 武兵衛作業員が雨と汗でぐっしょり濡れた体をシャワーで磨いていたら、タオルに血がついていた。鏡で見ると喉の近くから血が出ていた。このところ、服についたヤマビルを4回発見し、食われる前になんとか処分してきたが、ついに初めての被害にあった。

 そのうちに、和宮様が「ヤマビルが畳に落ちているぞよ」と突然叫んだ。そして、和宮様は常備している塩をヤマビルにかけてくださった。すると、吸血していた血がジワーッと畳を汚していった。ムジナ対策の急ピッチな作業なのに、ヤマビルにやられるとはこれいかに。「悪い血を吸ってくれたに違いない」と作業員は負け惜しみをつぶやく。

   

コメント
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