見慣れないBMWのエンブレムを発見。1917年以来採用している、青と白のバイエルン州の旗をあしらったエンブレムはよく見かけるが、黒いバージョンは初めて見た。BMWの前身はもともとドイツの航空機製造の会社だった。それがラップ社だった。
BMWのロゴの由来は、バイエルン州の空と白い雲の中でプロペラが回っているという説が今まで有力だった。しかし現在は、ラップ社のロゴとバイエルン州の旗とをベースにしているという説が有力になってきている。ラップ社の黒い丸枠が生かされているわけだ。
BMWは第二次世界大戦で軍需企業として急成長したが、戦後は東ドイツの国営企業になったが不振が続いた。今では赤字を出していない安定的な経営状況だ。航空エンジン製造の伝統を生かしたこだわりの技術に人気がある。