今年もやってきたピョン。体長3cmほどのニホンアマガエルのようだ。なぜ、わが家に侵入したのか当局が逮捕して取り調べたが黙秘あるのみだった。隙間だらけの古民家だから文句は言えないが。捕獲しても表情を変えないのは哲学者のような、運命を受けとめようとする隠者のような風貌にいつも感心する。実害はなかったし家にたむろする虫を食べてくれたようなので、当局は裏山に釈放した。
久しぶりにネズミもやってきた。大きさからして「ハツカネズミ」のようだが、ペットにしたくなるようなつぶらな瞳と小ささがかわゆい。堂々と部屋を横切ろうとしたが人間の気配に気がついてUターンした。そのあわてぶりに笑いを誘う。しょうがないので、粘着シートを家の隅にいくつか設置したらまんまと捕獲。当局は単独犯と断定。以前、チョロがシートに捕まったとき小さな鳴き声で仲間を呼んだようで一網打尽にできたこともあった。そういえば、外の駐車場にも死体があった。こちらはネコの手柄だと当局は分析している。