裏山のゴミ焼却跡地に作った野鳥を呼ぶ「小鳥の楽園」は頓挫してしまった。しばらく野鳥の気配はなかったがあるときエサが少なくなっていた。そのうちに、餌はなくなりエサ台は無残にも荒らされてしまった。
これは明らかにカラスの仕業だと当局は観察を強めていた。最初当局はヒヨドリかもしれないぞと見ていたが、あまりにも乱雑な餌の食べ方だったのでカラスをマーク。そのうちついに現場の証拠を確認した。
小鳥が近づかなかったのは、場所が人家に近いからのようだった。人の気配には敏感な小鳥はさらにカラスにも警戒する。人間の思うような囲い込みはバレてしまったということかもしれない。ゴミ焼却地の利用には名案だったが、これからどうするかの宿題がのこされたままだ。