夕飯に和宮様がお造りになったおかずが出てきた。大きなお皿にポンと乗っかっているのは、ピザなのだろうか、お好み焼きなのだろうか。しかし、匂いは餃子だった。和宮様に聞いてみると、一つひとつを包まない餃子だという。
フライパンに油を引き餃子の皮を一面に敷いていく。その上に餃子の具(ひき肉・白菜・ニラなど)をそのまま置いて広げていく。蓋をして蒸し焼き状態にし、焼き色も確認する。
それから上の方にも皮を重ねて、反転するよう裏返して焼き色をつける。出来具合いを見て、大皿に移す。包丁で食べやすいよう切っていく。まるでお好み焼きというかピザというかとても餃子には見えない。しかし、切った側面を見ると確かに餃子の塊だ。手間を考えるとなんとも大胆な円盤型餃子だ。餃子の皮はモチモチしたものを買ってきたのでパリパリして旨い。時間短縮にはもってこいのレシピだ。どうやらテレビやスマホで紹介したレシピということらしい。もちろんうますぎて一人でまるごと食べても良いくらいだったのは言うまでもない。ごちそうさま。