山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ハチクが柔らかい

2012-06-10 20:17:45 | 農作業・野菜
 いただいたハチクと道草山で採れたハチクを茹でた。
 一部は皮付きのまま火の中に入れて焼きハチクを食べてみた。
 あまりに柔らかく美味だったので、カメラで撮ることさえ忘れるほどだった。

         

 ニンニクを全て収穫する。
 半分は成長がいまひとつだったが、半分はおおむね立派なニンニクとなった。
 なんとか、1年分はもたすことにしよう。
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ホ・ホ・ホータル 来い!早-く来い!

2012-06-09 18:05:14 | 生き物
 娘が川崎からホタルを見たいとやってきた。
 昨日は雨だったが、きょうは星が出ている。
 さっそくその日の夜、尾上ガーデンに直行した。

       

 20時ごろ、ホタルは急に乱舞しているように見えた。
 それにしても、個人の庭で数十匹のホタルを見られるとは圧巻だ。
 娘も来たかいがあったようだ。

             

 帰りにホタル公園に寄ってみた。
 昨年の台風の影響でホタルの幼虫やカワニナが流されてしまったようで、ホタルの個体数が極端に少ない。

 元気のないホタルが路上で上を向いてしまっていた。
 点滅は続けている。

                  

 今年はホタルまつりはやらないようで淋しい人出だった。
 ホタルや川を整備していた団体のホームページがないのが残念。

 娘はそそくさと明日の早朝帰りの支度をしている。
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かじったのはだーれ! カヤネズミ?

2012-06-08 20:26:10 | 農作業・野菜
 ジャガイモ畑の花が終わり、茎が倒れそうになってきた。
 試しにまた掘ってみた。

 するとそのそばに、かじられたジャガイモが転がっている。
 日本で一番小さいとされるカヤネズミだろうか。
 カメムシも群がっている。

         

 「メークイーン」と「きたあかり」は順調に育っているようだ。
 これでカレーライスでもしようかな。

              

 これなーに!!?
 トマトの小さな実みたいだけど、ジャガイモの実。

 いよいよ来週、本格的なジャガイモの収穫になりそうだ。
 

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サユリちゃん、いやササユリちゃんがいた

2012-06-07 18:58:14 | 植物
 ふと、わが道草山を見上げたら、ユリらしきものが見えた。
 「ひょっとすると」と近づいてみると、やっぱり、「ササユリ」だった。
 ササユリちゃんはなかなか気難しい。
 でもなんとか、道草山に居てくれたんだ。

       

 周辺を見てみたら、4本くらいのササユリがあった。
 「良かった」
 ササユリは種で増えるが、種から開花するまでには5~8年かかるらしい。
 最近はどこもササユリが少なくなって心配されている。

              

 ササユリの近くでは、「コアジサイ」が咲いていた。
 コアジサの薄い藤色は品が良い。

                    

 一昨年植えつけた「コシアブラ」がやっと背を伸ばしてきた。
 「早く食べられるといいな」ともくろんでいる。

 日当りに難がある道草山だが、着実にいのちの開花が行われている。
 ついでに、ヤマビルも今年は多くなってきた。
 「ウムー!!」  

    
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今年の新茶はうまーい

2012-06-06 20:07:34 | 食彩・山菜・きのこ
 ついに新茶ができました。
 わが家の茶畑は天候や作業の遅れなどで収穫は例年の半分近くだそうです。
 
 さっそく試飲してみました。
 一煎目は甘味があり特上クラス。
 二煎目は適度に渋さも加わり、うまい。
 三煎目はじゅうぶん美味しい煎茶でした。

 量は少なかったけど、味は最高。
 残りはもう20袋(200g)そこそこしかありません。
欲しい方は今のうち連絡を。
 
 足りないときは同じ釜のお茶を紹介します。
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虫たちだってワサワサの季節

2012-06-05 20:12:14 | 生き物


 畝づくりをしていたら、カメムシの仲間の「ビロードサシカメ」がチョロチョロでてきた。
 カメムシは臭いと嫌われているが実際は多様でアートな模様も少なくない。
 このサシカメも、腹部が見事な朱色で背中も素敵だ。
 ただし、サシカメの仲間は「刺す」ので、注意が必要らしい。



ここ最近、モンシロチョウ軍団やスジグロチョウが畑を襲っている。
 残念ながら童謡に出てくるようなロマンはない。
 野菜の葉裏にはあっというまに多数の卵が産み付けられているのだ。
 和宮様は昆虫網で真剣にモンシロチョウを捕獲している。

                    

 部屋の中にも侵入する。
 3cmくらいもある蚊の仲間、「ガガンボ」もよくやってくる。
 人を刺さないのはいいが、幼虫はイネや果樹の根などを食い荒らす害虫である。

 雑草といい、虫といい、いのちのリレーに真剣な生き物たちが元気だ。




            
 
             
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クサイチゴに負けた!

2012-06-04 20:59:57 | 植物
 3日間も留守にしていた畑を久しぶりに見る。
 いちだんと雑草は元気に背を伸ばしている。
 いつのまにか、「クサイチゴ」(バラ科)がうまそうに実をつけている。

 クサイチゴは草ではない。草みたいだが、樹なのだ。
 キイチゴなのだ。

      

 和宮様は畑の隅にあったクサイチゴを収穫してきた。
 「お食べ!」というので、いただいた。
 ほんのり甘い。

               

 畑で作っているイチゴもずいぶん増えてきた。
 収穫してみると不揃いもいいところだ。
 大きさも小さい。味もシンプルで今ひとつだな。
 クサイチゴにはかなわない。
 降参。   
 
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初夏の尾上ガーデン 3

2012-06-03 21:45:03 | 植物
 三日間にわたる「春野人めぐり」のイベントは本日で終了した。
 尾上ガーデンだけでものべ170人くらいの訪問があった。
 ここではスタッフの昼食が3時とか4時とかになってしまうくらい盛況だった。
 したがって、他のポイントへ行こうにも、行く暇がまったくもてなかったのだ。

 なかでも、人気のあった庭の花は「バイカウツギ」(アジサイ科、梅花空木)だった。
 シンプルな4弁の白花だったが、緑のなかの純白はひときわ目立った。

        

 梨の赤ちゃんもいた。
 梅くらいの大きさだった。
 葉っぱの表面がややテカテカしている。

              

 池の近くでは、「キリンソウ」(ベンケイソウ科)がひっそり隠れていた。
 気がついた人はほとんどいない。
 キリンといっても、動物のキリンさんでもビールの麒麟でもない。
 「黄輪」なのだ。

                   

 最近、外来種の「アカバナユウゲショウ」(アカバナ科)がはびこっている。
 しかし、ここのガーデンでは、その近くで白花もあったのだ。
 「シロバナユウゲショウ」ということにしよう。
 開花が午後以降(「夕化粧」)ということはナマケモノ? 妖しい?

                        

 花の小ささといい、花色のひかえめさといい、目立たない「イブキジャコウソウ」(シソ科)。
 東京の高尾山のような植物豊富な伊吹山(滋賀・岐阜県境)に多く自生する。
 「ジャコウ」とは、中央アジア・中国にいる「ジャコウジカ」の腹部腺の分泌物を乾燥させた香料。
 5mmほどの小さな葉を揉んでみたらしばらく清涼な匂いが手にあった。

 かようにして、とてもここでは掲載できないほどの山野草の宝庫があった。
 杉・檜の単一な風景に塗り固められた中山間地に豊かなオアシスが作られたのだ。
 ひとりの女性の夢・信念が着実に実現されてきている。
 

      
 
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初夏の尾上ガーデン 2

2012-06-02 08:14:57 | 植物
 きょうも50人を越える来客があった。
 厨房スタッフはそのたびにお茶や和菓子の用意に追われる。
 つわりのひどかったカオちゃんも元気にそのスタッフとして活躍。

 木陰の庭でひときわ目立つ「シライトソウ」(ユリ科)の群落があった。
 スウェーデンの植物学者ツンベルグが『日本植物誌』(1784年)でヨーロッパに紹介した山野草でもある。

 花言葉が「ゆっくりとした時間の流れ」というらしいが、ぴったりのたたずまいだ。

                        

 そのそばには、目立たない色をした「ヤワタソウ」(ユキノシタ科)が咲いていた。
 名前の由来が諸説あり、どれもわかりにくい。
 別名の「オトメソウ」のほうがすっきりする。

                        

 戦前、日本の桜をアメリカに送った返礼として贈られてきたのが、アメリカハナミズキとカルミアだ。
 「カルミア」の葉は毒があるそうだが、花はあまりにも見事。
 必ずといっていいほどにみんなが立ち止まる。

 夜は有志でホタルの鑑賞。
 100匹はいるだろうか。
 個人の庭でこれほどの多数のホタルを見たことはない。    

                        


 

 
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初夏の尾上ガーデン

2012-06-01 21:48:32 | 植物
          

 きょうから3日間、「春野人めぐり」というイベントが開催される。
 その会場の一つである尾上ガーデンの応援に出かけた。

 絶滅が心配されている「カワラナデシコ」が最初に迎えてくれたが、園芸種かどうかわからない。

         

 梅の花に似ているという「バイカウツギ」(ユキノシタ科)のシンプルな白花に心が動いた。

               

 葉がやや小さい「ヤマアジサイ」が多く植えられていた。
 汗をかいて山道を歩いているとき、これに出会うとホッとする。

                     

 シーボルトが世界に紹介した「ガクアジサイ」。
 これを改良したいわゆるアジサイは、「西洋アジサイ」なのだ。
 つまり、逆輸入だったわけだ。

                           

 庭の隅にポツンと「ムラサキセンダイハギ」(マメ科)が咲いていた。
 植えつけた気配がない。

 近隣から約40人の人が訪れたようだ。
 対応がおおわらわの一日だった。

 ひと月前の春爛漫の風景とずいぶん選手交代の山野草ガーデンだった。
 中山間地にこのような場所があるのはとても貴重である。
     
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