山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

カエルは原点にカエル存在!?

2016-08-11 20:57:21 | 生き物
 ときどきナスの整枝をする。
 葉もカメムシなどに食われている。
 そのうちに、葉の上に鎮座するアマガエルを発見。
 かわいい大きさだが、じっと動かない。

                           
 背中の姿も美しい。
 畑でときおり遭遇する修験者の姿にハッとする。
 「いまをほどよく生きているかね」と声をかけられている気がする。

     
 ふだんの暮らしの中でこうした静かな坐臥というものが失われてきている。
 つねにテレビ・ラジオ・音楽・スマホや機械的な音とが日常を包摂している。
 何が人間として本当の生きかたなのかを考える時間や空間がとれない。
 そんなとき、手のひらに乗るほどのアマガエルが問う。
 「きみは何に向かって生きているのかね」と。
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スイカを収穫しちゃった!

2016-08-10 20:16:06 | 農作業・野菜
 スイカがどういうわけか大きく成ってくれた。
 ドッジボールくらいの大きさだろうか。
 例年だとソフトボールくらいまでは育てていたがここまで大きくなったのは久しぶりだ。

                     
 いつ収穫したらよいかがわからなかったが、近くの巻きひげが枯れていれば食べごろとわかって、どうにか収穫する。
 さっそく割って食べてみたら、やや水っぽいうえに、甘みがいま一つだった。
 それでも、灼熱の日々に毎日少しづついただいた。

                      
 一株に約4個ほどできるそうだが、4個以上はできているみたいだ。
 2個目のスイカを試食したら甘みはなんとか許容範囲。
 畑のスイカは今のところ無事食べられていない。
 毎日の亜熱帯気候を浴びながらも、冷たいスイカとミントティーでのりきるしかない。
 まずはスイカに感謝。
 
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メインロードは雑草ロード

2016-08-09 19:05:07 | 風景
 わが家の畑へのメインロードは、雑草ロードが続いている。
 早朝に歩くと朝露が迎えてくれる。
 だから、素足にサンダルは厳禁だ。
 長靴なしに雑草ロードを歩いてはいけない。
無農薬を貫くということは雑草を楽しむということなんだなー。

                        
 まるで芝生のように土を覆ってくれている。
 もちろん、放置しておけばこの道はなくなる。
 月に1回くらいは草刈り機に登場してもらう。
 季節によって雑草の種類が違ってくるのも見どころだ。

     
 きょうも暑さは半端ではない。
 したがって、1時間作業したら水分補給の休憩をながーく取る。
 休憩がそのまま昼食になってしまうこともある。

 作業の合間に、トマトをかじったり、ブルーベリーをつまんだりしてサボることしきり。
 自分の畑なので怒る人がいないのがさいわい。
 こうして、気ままな時間がゆるりと過ぎていく。
 しかし、心中はやるべき課題に追われている。
 緩慢さと忙しさとのはざまで、ときに世界と過疎地とのつながりを憂慮しつつも、いつのまにか短い人生の終盤戦を迎えてしまった。
 
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ニイニイゼミを救う

2016-08-08 19:43:01 | 生き物
 ゴーヤの収穫をはじめていたら、ネットとツルに挟まれているニイニイゼミを発見。
 近づいたら情けない声で鳴く。
 解放してあげようとしたら、けっこうツルが翅を抑えている。

                          
 ツルをはずして解放してもしばらく逃げないニイニイゼミ。
 動けなくなってそうとう消耗したに違いない。
 そのままにしておいたらそのうちにいなくなっていた。

           
 その日の夜、突然「アブラゼミ」が蛍光灯に激突。
 天井のごみをまき散らしながら障子にも激突して騒ぎ出す。
 なんとか捕まえて、翌日の朝、外に解放してあげる。
 
                            

 きょうは珍しく朝から一日中カラカラの天気。
 「ツマグロヒョウモン」がアザミの葉に休んでいた。
 翅の一部が欠損しているせいなのだろうか、暑さのせいなのだろうか、近づいても逃げない。

 ほおずきを生産している近所では、炎天下のなかで収穫と発送に余念がない。
 エアコンなしのわが家の和宮様はさすがにダウンする。
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いつのまにかトウガンが侵入

2016-08-07 21:51:49 | 農作業・野菜
 サツマイモの苗の隣に突然はびこった植物があった。
 はじめは何なんだろうとわからなかったが、野菜であることがわかってきた。
 この近くで栽培したものとは、カボチャ・トウガン・ヘチマだった。

                              
 そのうちに、実がなってきた。
 「このケバケバの実はトウガンに違いない」と和宮様が断定する。
 きちんと植えたサツマイモより勢いがいい。

                        
 春に株分けした「ヤマウド」に花が咲き、さかんに蜂がやってきている。
 これをてんぷらにして食べるとうまいという。
 やがて実が熟すると黒くなる。

 
 夏野菜を天ぷらにする。
 採りたてのナス・ズッキーニ・ピーマン・インゲン・ミョウガ、それぞれがうまい。
 とりわけ、インゲン・ズッキーニの食感と旨みが口内に充満した。

 ちょっと動くと汗がだらだらと流れる。
 キュウリの整枝、黒マルチをしてから、「モチアワ」の種を撒く。
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蜂に刺されたときの優れもの

2016-08-06 21:33:16 | 特産品・モノ
 先日、目の上をハチに刺されて顔がお岩さん状態になったが、三日目には車を運転できるほどよくなった。
 そのとき、ヘビイチゴ酒を塗ってみたが効果はよくわからない。
 以前、ハチの駆除をしょっちゅうやっている近所から、ヘビイチゴ酒は虫刺されの常備薬だとポケットから見せてくれた。
 それ以来、わが家でも目薬の容器で常備薬としていた。

 数日前、こんどはミョウガを収穫していたとき、ハチに耳を刺されてしまった。
 手足ならポイゾンリムーバーで毒を吸い出せるのだが、場所が悪い。
 こんどはマムシ酒を塗ってみる。
 これが効いたのか、翌日はまったく腫れることなくいつもどおりの作業ができた。
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やっと梅干の天日干しだが

2016-08-05 19:59:03 | 農作業・野菜
 梅干しの天日干しがなかなかできないでいた和宮様だったが、やっときょう実施する。
 本来なら7月早々の予定だったが、天候不順に悩まされ続けた。
 いつもはこの数倍の量だったが、体調の関係でこのくらいの量に抑える。

                         
 梅干しを一つひとつ並べ、さらに裏返して干していく。
 その手間を考えると、とても面倒くさがり屋のオイラにはできない。
 今回は粒ぞろいの南高梅を多くした。

                         
 しかし、午後になると突然黒い雲が現われたので、屋根付きスペースに引っ込める。
 夕方には再び雷鳴が響き、ときおり強い雨が降ってくる。
 となると、天日干しはきょうも完全実施とはいかず、あすの空に期待する。

 初めてゴボウの苗を植え付ける。
 しかし、雨が降ってきたので半分くらいしかできなかった。
 というわけで農的生活は、自然の意向と共に生きていくということでもある。
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夕方に停電、どうする!?

2016-08-04 19:40:16 | できごと・事件
 夕方4時過ぎに突然停電となった。
 それから、雨が激しくなり雷鳴も近くで起きる。
 開けていた窓のほとんどを閉めにいく。
 
                          
 部屋は暑く薄暗かったけど、玄関前は明るい。
 それではと、玄関で七輪に火をつけ、クサヤとニンニクを焼くことにする。
 こういう突発のときは七輪はありがたい。

         
 雨もずいぶんおさまってきた。
 和宮様に「外で夕飯をとりましょう」と提案する。
 和宮様も「暑い部屋より外のほうが涼しそうじゃな」とおっしゃったので、玄関前にイスを出す。

                              
 部屋ではローソクを点けたが、外のほうは明るい。
 けっきょく、ローソクを消して玄関前に移動する。
 明るい、涼しい、雨もおさまりそうだ。

          
 和宮様もペペロンチーノを畑の野菜を使って仕上げる。
 とくにパブリカがうまい。
 玄関前に雑草化していたシソを最後に加える。

 電力会社の車が近くを走っている。
 相変わらず防災放送が機能していない。
 わが家だけの停電なのか、集落だけなのか、地区全体なのかを知りたい。

 食べ終わってまもなく部屋のライトが点く。
 やれやれ、3時間ほどだったがこうして小さな事件が落着する。
 非常時をいかに楽しく過ごすか、が大切だね。
  
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ジャノメチョウみたいなクロコノマチョウ

2016-08-03 20:27:29 | 生き物
 風がないのに枯葉が飛んでいた。
 しっかり見てみるとジャノメチョウのような飛び方をしている。
 これはクロコノマチョウ、漢字て書くと「黒木間蝶」という。
 幼虫はススキを食べるというから、畑の隣にはいっぱい生息しているかも。

                       
 今年もときおりやってくる「ツマグロヒョウモン」のオスだ。
 色が実に見事だ。
 とくにこの個体は厚化粧のように魅力的でグラデーションが素晴らしい。
 90年代から温暖化とともに北上してきたという。

                      
 玄関で元気な虫の鳴き声が聞こえる季節になった。
 朝になって探してみたら、キリギリスを発見。
 小さな演奏者に感謝する。

       
 エダシャクの蛾だとは思うが、なかなか同定できない。
 デザインに目立つ特徴がとくにないが、蛾には植物並みに種類が多いのだ。
 オイラと同じく、やや疲れ気味のようだった。
 
 午前中はススキを刈り取ってトウモロコシの畝にマルチにする。
 そのうちに、雨が降ってきたのでトマトハウス内で病気になったトマトの葉の剪定をする。
 午後はけっこう強く降ってきたので家の中にこもる。
 屋根と壁があるのがありがたい。

 一昨日草刈りをしているときまぶたを蜂が刺してきて、お岩さん状態になってしまったが、きょうはほぼもとどおりになってきた。
 何が起きてもおかしくない自然の脅威の一端を知る。
 
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ゴーヤ初収穫、カボチャ茶畑に乱入

2016-08-02 21:12:59 | 農作業・野菜
 やっとゴーヤを初めて収穫できた。
 2回目の種まきでやっと芽を出したが本数が少なかったので、購入した苗も追加して植えたものだった。
 はじめてゴーヤを植えたときはすぐに芽が出て、大量の実に困ったことがあった。

                         
 その傲慢な経験が裏目に出て、ここ数年はゴーヤの種から芽を出させるのに苦労している。
 同じようにやっていても結果が違うのが、にわか百姓の経験値不足。
 プロの実力に頭が下がる。

        
 カボチャも今年は2回目の播種でやっと芽が出た始末。
 いちばんの優等生だったカボチャも今年に限って慎重なスタートだった。
 そのカボチャも今では、茶畑に乱入するほどの元気を見せている。

 お昼頃から雨が降り始めたので、午後は街に買い出しに行く。
 途中で激しいスコールのような雨に合う。
 地域によって道路の濡れ具合がずいぶん違うのが面白かった。
 が、土砂災害がよぎってしまうのが中山間地に住むわれわれの宿命、かも。
 



                             

 
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