山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

散策会で「ミヤマカラスアゲハ」を発見

2016-08-21 20:32:01 | 旅行・散策
 あすは台風9号の上陸だそうだが、きょうはなんとか蒸し暑い晴れの森林散策会が天竜・横川「道の駅」周辺で開催された。
 コースは20年ほど前工事が始まったがそのまま開削されないままの幻の県道だった。
 そこでなんと、ミヤマカラスアゲハ♂を発見。

                             
 青緑色のメタルカラーの美しさは言うまでもない。
 水を飲んでいるアゲハは人が近づいても逃げないのが不思議。
 しばらくみんなでその魅惑を味わった。

 カラスアゲハはわが家にも来たことがあり見たことがあったが、ミヤマカラスアゲハにはなかなか会えないでいた。
 20年ほど前、長野の里山でミヤマカラスアゲハの群舞に出会って衝撃だったが、それ以来の再会だ。

                             
 林縁ではヌスビトハギ・キンミズヒキ・ガンクビソウ・センニンソウ・ヒヨドリバナ・マツカゼソウなどの花を確認。
 夏の花から秋の花への移行期のようで、秋の植物図鑑が必要だった。
 参加者も天候不順な蒸し暑いなかでも40人近くの参加があった。

  
                               
 道の駅周辺では、コニシキソウ・オオニシキソウ・センニンソウ・コマツナギ・アカバナユウゲショウなどの群生が見られた。
 また、フユイチゴの未熟の実も多数みられたので、このコースはイチゴジャムのための収穫には最適の場所だと思った。
 ただし、フユイチゴの実は小さいので大量に採らないといけない。
 

                           
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でっかい大玉スイカができたぞ

2016-08-20 20:15:28 | 食彩・山菜・きのこ
 大玉スイカを収穫する。
 サッカーボールほどの大きさはあるだろうか。
 今まで失敗ばかりしていたスイカづくりだったが、今年は偶然にとりあえず成功。
 一株に二つできると聞いたが、たしかに二つはできた。

                          
 ただし、摘果をあまりしなかったのでドッチボールほどのスイカもさらにできた。
 一株の糖度は同じなので、実が多いと甘さが少なくなるという。
 たしかに食べてみると甘さがいま一つ。

       
 くわえて、トマトだと水やりをできるだけやらないほうが甘さが出るというが、スイカも同じかもしれない。
 盛夏だとつい水やりを多めにしてしまった。
 水っぽいのもそのせいかもしれない。

 とはいっても、畑でぐっしょり汗をかいてきてから、冷やしたスイカを食べたときは旨いのは間違いない。
 それを楽しみにいい汗をかくとしよう。

                                
 リオオリンピックで400mリレーで銀メダルを勝ちとった日本。
 そんなオリンピック報道に隠れて、国連の核軍縮会議のニュースが小さく扱われている。
 中南米・アフリカ諸国をはじめとする100ヵ国以上は、核兵器禁止条約へのとりくみを勧告する報告書づくりに賛成しているとのことだが、日本は棄権だと。

 被爆国日本の核廃絶・平和推進の腰砕けは戦後一貫している。
 このサボタージュを許してしまっているマスコミの責任もわれわれ国民の責任も大きい。
 臭い物に蓋をしたまま、いまだ戦後を忙しく生きている。
 
 
 
 
 
         
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ブルーベリーの熟した実が消えた!??

2016-08-19 21:05:02 | 農作業・野菜
 灼熱の光線を避けて畑のブルーベリーでつまみ食いするのが日課だった。
 ところが突然、完熟しているはずの実が消えてしまったのだ。
 はじめは、つまみ食いのやり過ぎかと反省していたが、完熟していくはずの実がいつまでも現れない。
 いったい、どーゆーこと??
 野鳥かハクビシンかシカか、最近急にやってきたスズメバチかと疑ってみるが、現場を見ていないので現在迷宮入り。

         
                                
 種は昨年のものだったが、先月末に撒いた「クウシンサイ」が食べられるくらいに育ってきた。
 ほかの種はこの暑さに苦戦していたが、発芽率もよく、さすがクウシンサイらしく、たくましく丈夫だ。
 しかも、ニンニク並みの栄養もあるので、残暑はこれでのりきれそうだ。

                         
 サービスでいただいた「モロヘイヤ」は、初めは元気がなかったが、さすがエジプトの王様の野菜らしく夏には強い。
 さっそく、納豆と混ぜてコネコネして、それを食パンにつけて食べてみる。
 このネバネバでしぶとく生きるとしよう。
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畑はニガウリが旬

2016-08-18 20:46:11 | 農作業・野菜
 畑の野菜はそろそろキュウリやトマトが終了間近となり、一時中断していたナスが持ち直す。
 そんななか、いまいちばん元気なのが遅れて登場したニガウリとなった。
 長さが30cmはある立派なゴーヤを毎日収穫している。

                          
 繁茂する葉に隠れていた採り残しのゴーヤが巨大になってしまうこともある。
 ヘチマのようなゴーヤをチンジャオロースやペペロンチーノなどの料理にして一気に食らう。
 食べきれないときは近隣や知り合いに食べてもらう。

   
 ドッチボールくらいの大きさのスイカもなんとかおいしい。
 猛暑のときはこれを顔で食らうのが楽しみ。
 最近はリンゴのかわりに野菜ジュースに入れるのも日常となった。

 ピーマン・モロヘイヤも変わらずゴーヤと競っている。
 次は秋野菜の準備で黒マルチをはがしたり、草取りしたりで、農的暮らしはエンドレスなのだ。
 
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農的生活は蛾とのつきあいでもある

2016-08-17 20:35:02 | 生き物
 植え込みにあった「コムラサキ」の枝の先端が蜘蛛の巣のような状態になっていたので、切り取ってみた。
 するとその周辺にアオムシくんがいた。
 若葉がかじられているのでこれは駆除しなければならない。

                           
          
 調べてみるとこれは、「ヨスジノメイガ」の幼虫らしい。
 そのまんまにしておくと葉が全部食べられてしまい枯れてしまう。
 30mmほどの小さな幼虫だが、食欲は旺盛だ。

 成虫は4本の筋があるが、さらに短い筋がもう1本ある。(画像はwebサイト「北河内昆虫記」から)
 ガーデニングする人にとっては大量発生するので困った害虫となる。

                         
  
 サトイモの葉にモダンな服を着たスズメガの仲間「セスジスズメ」の幼虫を発見。
 この仲間には黒いのもおり、みんなおしゃれなデザインが特徴だ。        
 成虫はハングライダー型の褐色の蛾で、航空機のようなカッコ良さがある。

   
 さらに、トマトの葉に「ハスモンヨトウ」の幼虫も発見。
 野菜や果樹の害虫としてよく名前があげられる。

 農的生活にはこうした蛾の幼虫・成虫ぬきにはありえない、というのが実感だ。
 とくに夏の夜は蛾が飛来してこない日はないと言っていいくらいの状態。
 つまりそれほどに家のつくりが隙間だらけ、いやいや、自然が豊かであるという証左だと言いたい。
 
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芽が出たのがうれしい

2016-08-16 20:19:08 | 農作業・野菜
 このところの天気の変容はからだに悪い。
 午前中カラッとした晴れなのに午後は雨、そして夜は例年の熱帯夜ではなく涼しすぎる。
 これではとてもついていけない。
 しかし、雨のおかげか種を撒いた畑からかわゆい芽が続々と出てきた。

                              
 というのも、今月早々に「もちきび」・「もちあわ」・「ニンジン」の種を撒いたがいまだに芽が出ない。
 種が古かったことも原因だが、水やりが足らなかったかもしれない。
 そんなとき、4日前に撒いた種が見事に反応してくれたのだ。

       
 初めて挑戦する「丸葉山東菜」は、白菜の仲間(「べかな」ともいう)だという。
 若採りしたものはときどきスーパーで見ることがあるが、半結球した成長したものは漬物用にする。

 また、新潟市寄居市の伝統野菜「寄居かぶ」の芽も出ていた。
 300年前から作られていたが、現在は都市化のため絶滅寸前という。
 形は扁平のかぶだが、香りや甘みがいいということだった。

                             
 さらには、胡麻風味が魅力的な「ルッコラ」=「ロケット」の芽もいっせいに出ている。
 サラダにはもってこいのハーブでもある。
 英語名では「ロケットサラダ」、イタリアの「ルッコラ」はロケットという意味だそうだ。
 茎の周りに葉が直立している様がロケットに似ているからだという。
 「ふーん」

 終日、照りつける太陽に昼寝で対抗する。
 夕方になってやっと、夏野菜の収穫と草刈りにごそごそと動き出す。     
 

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私はどこにいるでしょう!?

2016-08-15 22:03:59 | 生き物
 畑の中の雑草で何かが飛んだ。
 バッタのようだがどこにいるのかわからなかった。
 じっくり見たら、おんぶしている一組のバッタだった。

                         
 オンブバッタだと下のメスの大きさが30mmと小さい。
 このバッタは60mmはあるようなので、「ショウリョウバッタ」のようだ。
 下のメスはたくましいが、上に乗っているオスはまるで子どものようだ。
 つまり、ヒモということか。
 うらやましい!?

          
                        
 灯火に飛んできたクロコガネがまたうるさく室内を暴れるので逮捕する。
 ついでに、小さいコガネムシも捕獲する。
 名前はわからないが畑にもよくやってくる。
 マメコガネより小さいが、害虫のようだ。


 洗濯機の水漏れがひどいのでホースを代えようとしたが原因がよくわからない。
 そのうちに、雨が降ってきたので室内でうだうだする。
 農作業はできなかったが、山東菜・ロケット・カブの芽がいっせいに出てきてほっとする。

 きょうは終戦記念日。
 被災者証言や戦没者黙祷もいいけど、加害者となってしまった過程を明らかにしないまま金満国に走ってしまった。
 真実を隠したまま表層を景気で隠蔽しているから息苦しいのだ。

 加害責任を不問にしたまま、触れたがらない過去の歴史。
 それは、福島の原発の事後処理と対策が未解明なままで再稼働するのと同じ構造だ。
 他人と同質化して安心するシステムは、差別を生む。
 先日の障害者大量殺人は社会が伝えるべきことを伝えられない魂の委縮がある。
 
 

                            
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畑の釣り針・ゴジラゴーヤ!?

2016-08-14 22:33:03 | 農作業・野菜
 毎日10本くらいは採れていたキュウリが急速に採れなくなってきた。
 そんなとき、釣り針のようなキュウリを収穫した。
 このくらい太い釣り針だとサメは捕獲できそうだ!?
 だんだん変形のキュウリが出てくると、そろそろフィニュシュのサインでもある。

                       
 キュウリに代わって旬なのが、ニガウリ=ゴーヤだ。
 毎日数本は収穫している。
 そんなとき、ごじらのようなジャンボゴーヤを発見。
 大きさも太さもふつうの倍以上はある。
 和宮様はそれを全部使ってチンジャーロースで昼食にする。
 採りたてのせいか苦みがまったくなく、サクサクした食感が小気味よい。

    
                               
 二株あったズッキーニのうち、一つは根の近くの枝が折れてしまって残念ながら再起不能。
 残りがそのぶんつぎつぎ実をつけてくれている。
 和宮様はそれに畑の野菜を使って「ラタテューユ」にする。
 ボルシチのような味で食パンに乗せてたべてもうまい。 

             
 まちに買い出しにでかけたが、途中で祭礼の行列にぶつかる。
 かなりの渋滞がわかったので迂回する。
 しかし道を間違ったのか林道に迷い込み、山越えをしたようだが、結果的には前にあまり進んでいない。
 親切な案内板が欲しいと痛切に思う。

 そのうちに、なんとか知っている道路に出たので無事買い物はできた。
 帰りは雷雨が迎えてくれた。
 人生には山あり谷あり雷あり、ときに想定外の世界が待っている。
    
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まりこの紅茶

2016-08-13 21:57:57 | 特産品・モノ
 蒸し暑い日が続くと飲み物なしにはいられない。
 そんなとき、静岡市丸子の「まりこの紅茶」ドリンクを飲む。
 日本の紅茶発祥の地の生産とあって、味もすっきりとしてうまい。
 創健社が「島本微生物農法」で栽培してきた地元の村松二六さんと契約して紅茶だ。
 大手飲料が凌駕するドリンク業界で、こういう地域特産の茶葉に注目した企業も見逃せない。

                             
      
 ついでに、神奈川県農協茶業センターの「足柄茶」とJA遠州中央農協の「茶ピア」を飲む。
 足柄茶ドリンクのデザインは箱根ラリック美術館と連携したもので、神奈川ブランドをつくろうという意欲を感じる。
 しかし、「茶ピア」ともどもお茶の旨みとか特徴を出しきれていない物足りなさが残った。

      
                               
 畑の一角を占領している「ペパーミント」の花が咲きだした。
 実際はもっと紫色がきれいなのだがレンズは白くとらえてしまっている。
 このミントを熱湯に入れて、それを冷やしてから毎日のドリンクにしている。
 やかんいっぱいに作るのだが、三日で飲み干してしまい作るのが忙しい。
 手づくりのハーブティーのさわやかさが沁みわたる。                       

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遅くなった夏野菜だけど

2016-08-12 20:53:02 | 農作業・野菜
 「落花生」の花がいっぱい見られるようになった畑。
 近づいてみると、まめ科らしいたくましさを感じる花だった。
 花が小さいので近づいてみないとその美しさを獲得できない。
 美しさとは膝を折って下から目線で見ないと近づいてこない。

                       
 ここ数年失敗してきた落花生だったので、これらの花々は安心のサインに見える。
 数年前に亡くなった同郷の先輩が偶然近くにいて、生の落花生をいっぱいくれたのを思い出す。
 その種を育てて食べきれないくらい収穫したが、いまだにそれを越えることができないでいる。
 その先輩の優しいまなざしを落花生を植えるたびに想いだしている。

       
 「ゴボウ」を植え付けてみたが日照が強くて枯れそうになっている。
 あわててござを上にかざして日陰を作る。
 水やりにはとくに気を使う。

                          
 遅く植え付けた「トウモロコシ」もやっと花が咲き、実も見え出してきた。
 怖いのは、台風の直撃とカラスやハクビシンの襲来だ。
 近所では一日でトウモロコシの実を全部食べられてしまったという。

          
 色づいてきた「パプリカ」が待ち遠しい。
 実が大きく重たいのですでに枝が折れてしまったのもある。
 
 曇り模様の天気をチャンスとばかり、種まきをする。
 ゴマ風味がうまい「ルッコラ」、中型カブの「寄居」、初めて作る丸葉の「山東菜」、の三種類。
 種まきが遅いうえに、種が昨年のものなので期待はあまりできないという、いつものルーティンワークでもある。
 
 
 
 
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