MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

キャベツに関して

2008-10-02 00:49:31 | Weblog

中井貴一 キャベツばかりかじって減量(スポーツニッポン) - goo ニュース

 全くこの記事とは関係のない話なのだが、9月29日のタカアンドトシが司会を

している『お試しか!』というテレビ朝日の深夜番組があるのだが、その日の企画は

タカが寝る前に1キロの食べ物を食べて7時間眠った後に体重を計ってどれくらい

その食べ物を消費しているのかというものだった。その結果一番消費された食べ物

がキャベツ1キロで何とただ眠っている間に900グラム消費されていた。ちなみに

2番目に消費されていたのがピザで海鮮ものだったのが良かったようだった。

そして一番消費されなかったのがカルビ1キロで何と7時間眠っても全く体重が

減らなかった。基本的に油モノは消費され難いようだ。


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『アキレスと亀』 30点

2008-10-02 00:27:55 | goo映画レビュー

アキレスと亀

2008年/日本

ネタバレ

優先されるギャグ

総合★☆☆☆☆ 30

ストーリー ★★☆☆☆50点

キャスト ☆☆☆☆☆0点

演出 ☆☆☆☆☆0点

ビジュアル ☆☆☆☆☆0点

音楽 ☆☆☆☆☆0点

 私はこの作品を観終わった後、絵画がテーマになってはいるが、これは北野武監督の自分の作品に対する‘言い訳’なのではないのかと感じた。
 はっきり言ってしまうがストーリー展開はデタラメである。幼い頃の真知寿が走っている電車の前に立って絵を描くが、描かれた電車の絵は真正面から描かれたものではなかった。先代の真知寿と付き合いのある画商は「作品などいかに騙して売るかの勝負」と言っていたはずだが、そんな父親の後を継いだ画商が、奇妙な作品を展示販売しておきながら、真知寿の作品にはダメ出しをするのは理屈に合わない。息子は芸大に通う真知寿が仲間たちとアクションペインティングと称してペンキを入れたバケツを付けた車で画面に突っ込んで運転していた仲間が死んでしまうが、誰もそれが危険な行為だからといって止めさせようとしない。真知寿は年老いてからバスキアの存在を知ることになるが、バスキアなど芸大に通っているときに当然学ぶはずである。全身大やけどを負った真知寿がすぐに退院するのも不自然であり、死んだ娘の‘顔拓’を取った真知寿を最後にあっけなく許してしまう幸子も不自然である。自殺する人たちがいつも突然に死んでしまうのも結局北野監督は人間の心の葛藤が描けないからだと思う。
 何故このようになるのか。それは監督がストーリー展開よりもギャグを優先させるためである。しかしそのギャグもどれも不発だったように個人的には感じる。唯一笑えたのは、幸子に強く押すように言って風呂場で溺れるシーンである。何故ならそこのシーンだけはマジだったからである。
 誤解を恐れずに言うならば、北野武監督は才能はないけれど映画を撮る情熱だけはある‘日本のエド・ウッド’なのだと思う。普通才能がなければ映画は撮れない。しかし北野監督は映画監督が本業ではないので自分が好きなように撮れる。そのような立場で映画を撮っている監督は世界的に見ても珍しいのではないのだろうか。‘世界の北野’と言われる所以である。


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